◾️【汝、星のごとく(著者:凪良ゆう)】
2022年8月2日出版

○トータルおすすめ度 4☆☆☆☆★
○大学生のおすすめ度 4☆☆☆☆★

・約340ページ
・使用時間:5時間
・自分の本書のペース:11ページ/10分

①おすすめ度(全体&大学生)と
②読むのにページあたりどれくらいかかったか
 読書ペースを載せてみます(自分遅めです(*´∇`*))
 少しでも参考になりましたら。

●紹介本文
 『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』で本屋大賞受賞、2年連続ノミネートと存在感を大きくしている凪良ゆう氏の最新作
 かなり好きな作家さんなので発売日に購入、ちょっと自分でハードルを上げてはいけないな〜と思いつつ読む始めましたが、最初4ページのプロローグでがっつり掴まれました。
 世界観とか把握するのに小説の最初30ページくらい疲れるタイプなんですが、こんなにするっと「面白い」にいけたのは初めてかも

 四国のさらに離島と言う閉鎖社会、村社会で生まれ育った主人公・井上暁海(17)京都から訳ありで越してきた男にだらしない母親を持つ異端の転校生、もう1人の主人公・青埜櫂(17)
 暁海の父の浮気相手の家に2人で押しかけることになったその日から、2人の物語は始まる。

 漫画家になる夢を追いかけ上京を目指す櫂、いろんなリアルに折り合いをつけ生きる暁海

 近年テーマになる「村社会」「同調圧力社会」「失敗出来ない人生」「親問題」「それぞれの価値観」そんな苦い人生を2人は歩んでいく

 プロローグ4ページから、いったいどんな本編を通してこの物語が〆られるのか気になってしょうがない、そしてエピソード5ページ、そこにたどり着いた時の読書の気持ち、見事過ぎる、高まった期待の更に上をいく素晴らしい作品でした

●好きなフレーズ
①私も奥さんももう腹は切ってる。あとは男がとどめを刺すだけ。そこで男が怖がって逃げたら、死にきれず女がのたうち回ることになるじゃない

②「4万返せない?」「うそ。元気?」

③花屋の店先で薔薇を抱えて笑っている彼がいた。


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