薬でコントロール出来るようになってから、

発作の前兆が分かるようになった。


それまでは、気付いたら病院パターン

「またやったか…」

アタマイタイ、キモチワルイ

「あー救急車呼んでくれた人にお礼しなきゃだな…」


発作の頻度が増えてから、もう限界だと自覚した。

通院先が遠い病院だったので、入院しながら薬調整することに。


今は新薬が沢山出てるけど、私の時はイーケプラが最新薬だった。


ひとりで生きていける為に一通りの抗てんかん薬を試し、あわよくばそれまで複剤だったのを単剤にしたかった。


半年くらい入院し、イーケプラ単剤で退院。

報われた、と思った。


2日後

前兆なしの大発作


5分おきに部分発作

記憶が【振り落とされる】いく感覚

「あれ、ここどこだっけ?」

「この人の名前思い出せない」

「病院の名前が分からない」

「先生の名前が分からない」

「薬の名前が分からない」

担当医の質問が何ひとつ理解出来ない。



大発作を起こす前に頭に浮かんだのは

【私の名前って何だっけ?】



あぁ

絶望って、恐怖って、

こういう事言うのかなぁ


そこからまた入院生活

薬調整に更に半年


あの恐ろしさを、もう二度と体験したくない。