実家へ戻り数日後、

来週あたり帰ろうと思うと連絡があった。

 

何か解決しているのですか?

何をどう考えているのですか?

帰ろうって、帰ってきてどうするのですか?

 

今、少しずつ子供たちが落ち着いてきています。

何も解決していない、

なんの考えもないあなたが帰ってくることは

子供たちにとってマイナスでしかありません。

 

頑張っている姿を見せたい。

そして安心させたい。

 

頑張っている姿を見せたい?

また、いつ同じようになってしまうかもしれないという

不安を抱えたまま、あなたに接する子供たちのことは考えていますか?

もう大丈夫だって思わせる何かがあるんですか?

この短期間で自分が変わったと言えるのが信じられません。

今回のことが初めてではありません。

それを子供たちもわかっています。

 

子供たちは、自分の気持ちを聞いてもらえなかったと言っています。

何かを言っても、あなたの意見に「はい」というまで説教が続くと。

だから、何かを言われれば「はい」というし、

何かを伝えたくても、伝えることをしなくなったと言っていました。

 

大きな子たちには、もう何も言わない。

でも、小さいコたちには間に合うよね?

だから帰りたい。

 

申し訳ないけど、今、あなたが帰って来ることを受け入れることはできません。

小さいコたちは間に合う?

 

何を言っているんだろう。

大きいコたちは考えることができるようになっているから無理だけど、

小さいコたちはまだ何とかなる?

 

この人は、本当に親だったんだろうか。

何を思って親になろうと思ったんだろうか。

 

そして、子供たちに影響が出始める。

学校に行けなくなった。

 

どうした?

 

ねぇ、いつ帰って来るの?

 

どうして?

 

いつ帰って来るのかって思うと怖くて。

学校行っても、そのことばっかり考えてしまう。

怖いの。

学校から帰って来たら、もしかしたらいるかもしれないとか思う。

今、家がすごく楽しい。

安心する。

でも、いつ来るんだろうって思うと怖い。

いつか帰って来るんだよね?

それはわかってる。

でも、今は帰って来てほしくない。

 

大丈夫だよ。

君たちが会いたいと思うまで帰って来ることはないから。

それは、4人ともだよ。

だれか一人でも不安があるなら、来ることは絶対にさせない。

だから、安心して。

今、君たちが毎日笑って過ごせること。

本心をぶつけてきてたとえそれがケンカになったとしても、

我慢するよりもずっと前に進めること。

 

たくさん話をしよう。

 

子供たちの表情が変わった。

 

何度も繰り返すかもしれない。

傷ついた心は、何度もぶり返すかもしれない。

逃げない。

 

絶対に。