妄想私に天使が舞い降りた 第6話 天使のコスプレ勝負 | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

ある日の事

みやこ「皆でコスプレ勝負?」

乃愛「そう!私の方が花ちゃんより可愛いって事ミャーさんと聡さんに教えてあげる!」

花「お姉さん、お兄さん」

花が俺とみやこに耳打ちしてきた。

開発「可愛いぞ乃愛」

みやこ「やっぱり乃愛ちゃんが一番可愛いなー」

花「私の負けね」

ひなた「良かったな乃愛」

乃愛「バカにしないでくれる!?何なのもー」

地団駄を踏んで抗議した。

ひなた「何だ踊ってんのか!?」

開発「そんな事しなくったって乃愛は可愛いだろ」

乃愛「聡さん今可愛いって言った!?」

開発「!!」

乃愛「言ったよね?言ったよね?」

乃愛は俺の体をよじ登ってきた

開発「ちょっ乃愛」

乃愛「もう一回ううんもう後100回」

開発「どんだけ言わせるんだよ」

ひなた「今度は木登りだな、私もやるー」

開発「ひなたまて収拾がつかない」

ひなた「さと兄ー」

乃愛「聡さーん」

花「お兄さんってモテますよね」

みやこ「小さい頃からね」

開発「感心してないで助けてくれ」

みやこにどうにか引き離してもらい

乃愛「という訳でコスプレ勝負で教えてあげる!私が最強に可愛いって事を!はいドン」

そう言って乃愛はフリップを皆に見せた。

開発「いつ用意したんだ?」

乃愛「ルールは簡単だよ、ミャーさんが持ってる服を着てミャーさんと聡さんが点数をつける」

みやこ「それ態々作ったんだね」

乃愛「何か質問ある?」

ひなた「面白そうだな」

開発「ひなたは楽しそうだな」

みやこ「点数つけるとか…そういうのはちょっと」

開発「確かに」

花「面倒臭いからやりたくない」

開発「温度差!!」

乃愛「それじゃあコスプレ勝負始め」

花「勝手に始めないで」

こうして強制イベントコスプレ勝負が始まった。

一番乃愛

乃愛は◯KBを思わす衣装を着た

乃愛「どう?」

ドヤ顔で見せ付ける

開発「お世辞抜きで可愛いな」

みやこ「本当に可愛い乃愛ちゃん」

乃愛「そーでしょー」

乃愛鼻を鳴らして勝ち誇った。

乃愛「点数つけて百点だろうけど」

みやこ「98点かな」

開発「俺は97点」

乃愛「ちょっと」

みやこ「いや一番に百点はだめかなって」

乃愛「何そのテレビみたいな気遣い、そして聡さんもっと低い」

開発「いやまあ」

言葉に困った

乃愛「聡さん私の事真っ先に可愛いって言ったよね」

開発「いやそれは」

乃愛に圧倒され後ずさる

乃愛「そうやって女の子気持ち弄ぶのよくないよ」

開発「御免、本当に御免」

花「聡さんって昔からあーなんですか?」

みやこ「聡君女の子苦手だから」

2番花

花「…」

開発「花…それは…」

花が着てる服の上にみやこが着てる母校のジャージを着てるだけ

乃愛「何その服!ミャーさんのジャージじゃない!やる気あるの!?」

花「ない」

ストレート

点数は

みやこ「♾」

乃愛「何その点数」

開発「百点が上限じゃなかったのか?」

みやこ「花ちゃんがさっきまで私が着てた服を着てる点に無限の可能性を感じる」

乃愛「うわ…」

乃愛はドン引いた

開発「俺は慣れた」

因みに俺は然りげ無く点数付けを放棄した

3番ひなた

ひげろーの着ぐるみを着て仁王立ちした

乃愛「キモ!!」

開発「コスプレじゃなくて仮装だな、…同じか!!」

花「ひげろーだ!!」

花が今日イチで目を輝かせた。

開発「あれは花が好きなひげろーっていうゆるキャラだったかなあ」

乃愛「あんなキモいの好きなの?」

みやこ「あんなキモいの好きなんだって」

開発「言い方!!」

点数百点

乃愛「何で」

当然の抗議

みやこ「花ちゃん喜んでるから」

開発「何でもありか!!」

結果は乃愛が最下位になってしまった

乃愛「やっぱり私って」

開発「何て声を掛ければ」

ひなた「私は乃愛が一番可愛いと思ったぞ」

乃愛「えっ」

乃愛は表情を明るくし振り向く

乃愛「ひっ」

ひげろーの着ぐるみに驚く

ひなた「聡兄取ってー」

開発「はいはい」

着ぐるみの頭の所を取った

ひなた「乃愛が一番可愛い」

乃愛「!」

開発(ひなたには嘘がないからな)

本当にいい子だと思った

開発「それにしても良くできてるなこれ」

乃愛「それじゃあ最後にミャーさん着替えて」

みやこ「え」

乃愛はとんでもないキラーパスをみやこに寄越した

乃愛「はいこれ衣装は私が選んでおいたから」

みやこ「私審査員じゃ」

乃愛「言ったでしょ、皆でって」

開発(悪魔だ)

という訳で

顔を真っ赤にしてホワイトリリィの衣装を着た

ひなた「ミャー姉かわいいなー」

みやこ「お世辞はいいから…自分でも似合わないってわかってるし」

花「可愛いですよ」

ひなた「乃愛より可愛いぞ」

乃愛「えっ!?」

乃愛は最下位になった

みやこ「そんな聡君からも」

開発「いや…俺も可愛いと」

みやこ「有難う」

開発「何でお礼いうんだよ」

みやこ「聡君に褒められるの嬉しくて」

俺も恥ずかしくなった

乃愛「聡さんも素直じゃないね」

開発「大人を揶揄うな」

乃愛「でも楽しかったでしょ?ミャーさん」

みやこ「うん…乃愛ちゃんって」

乃愛「可愛い?」

みやこ「うん、可愛い」

乃愛「でっしょー」

開発「さっいい雰囲気になったし御開きに」

乃愛「待って」

乃愛が俺の腕を掴んだ

開発「えっ」

乃愛「まだ聡さんやってないよね?」

乃愛の目が怪しく光った

開発「いやいやいや俺は無しだろ」

乃愛「何度も言わせないでよ、「皆でやるんだよ」」

開発「みやこからも何か」

みやこ「聡君これ着て」

開発「お前ぶん殴るぞ」

花「お兄さんの着てる所みたいです」

ひなた「聡兄」

俺は包囲された

開発「やめっ」

ひん剥かれた

みやこ「聡君かわいすぎ」

泣かされました。

第6話 天使のコスプレ勝負