妄想ガヴリールドロップアウト 第2話 マジ天使いや悪魔でした | 開発くんのブログ

開発くんのブログ

ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

開発「?はーい」

チャイムがなりドアを開けると

ヴィーネ「聡君御免部屋間違えちゃった」

開発「起きてたし」

ヴィーネ「実は10時にガヴと買物行く約束したのに来なくて」

時計を確認する

開発「もう二時間過ぎてるんだが」

ヴィーネ「それだけ待っても来なくて」

開発「それはもう帰りなよ」

ヴィーネ「でもガヴと入れ違いになったら」

開発(わーヴィーネマジ天使)

彼女は悪魔です

開発「オラァ糞天使!!ヴィーネさん泣かせてんじゃねえよ」

スイッチが入った

ヴィーネ「聡君私に任せて」

ヴィーネにお任せ

ヴィーネ「もうやっぱりいるじゃない!!」

ガヴ「不法侵入不法侵入」

開発「ヴィーネその手に持ってるの何?」

ヴィーネ「合鍵作ったの」

開発「ヴィーネそれ犯罪、それよりお前約束すっぽかすとか最低だぞ」

ガヴ「御免」

ヴィーネ「何で来なかったの?返答に寄っては

デビルフォークランスを出した

開発(この凄味はやっぱり悪魔ならではだな)

ガヴ「そうそう部屋の掃除をしてたら夢中になっちゃって時間に気付かなくて…」

開発(嘘だ!絶対嘘だ)

ヴィーネ「それは良い心がけね」

開発(これは意外な反応)

ヴィーネ「あんたの部屋軽く地獄絵図だったし早く何とかしなきゃって思ってたの、悪霊が集まってきそうで」

ガヴ「そこまで」

開発「悪霊は置いといて俺が昨日掃除してやったばっかりだよな半日でここまでなるか?」

ガヴ「掃除苦手で」

開発「苦手でなる許容越えてんぞ」

ガヴ「掃除はいいから買物行こうよ私ヘッドセットが欲しくて」

ヴィーネ「ダメ、ここで掃除しないと二度とやらないでしょ」

開発「あくまで掃除しててすっぽかしたんだもんな」

ガヴ「うぐでもヘッドセット」

ヴィーネ「や、る、の、よ」

開発「今日は逆らっちゃいけねえ」

掃除開始

ヴィーネ「御免ね聡君まで」

開発「別に良いよ、暇だったし」

ガヴ「何で私が」

開発「ぶつくさ言うな、今更だけどお前って天使なんだよな」

ガヴ「そうだよ」

開発「マジで信じられねえ」

ヴィーネ「天使じゃないんじゃないの?」

ガヴ「うむその可能性はあるな」

開発「あるのかよ」

ガヴ「まあでも私は天使だよ、その証拠に」

ずずずずと黒ずんだ輪っかを出した

ガヴ「綺麗な天使の輪っかが見えるでしょ」

開発「俺には巨大なサボったリングしか見えな
ぞ」

ガヴ「うそ」

鏡で確認

開発「あれ大丈夫なの?」

ヴィーネ「いや、私に聞かれても」

ガヴ「まだ大丈夫だと思うけど…どうやら私には堕天する才能があったらしい」

開発「それ才能?」

ガヴ「堕天てなんか格好いいし一回やってみようかな」

ヴィーネ「凄い軽い感じで言ってるけどそれ「悪魔になります」宣言だから」

開発「確認なんだけどヴィーネって悪魔だよな?」

ヴィーネ「そうよ、何よ今更」

開発「いやだとしたら悪魔らしくないなあって」

がたん

開発「ん?ヴィーネ?うわっ」

がしっ

がばっ

ヴィーネ「どの辺が!?」

肩を掴まれ問われた

開発「えっと真面目だし、世話好きだし、困ってる人がいたらほっとけないし、ほら俺が財布落としてジュース買えなかった時奢ってくれただろ、悪魔ってそういう時手を差し伸べないだろ」

ヴィーネ「あるかも」

ガヴ「あるよ、すっごいあるよ」

ヴィーネ「どうすれば良いと思う」

俺に聞かれた

開発「それ人間に聞く!?」

ガヴ「誰か殺っちゃえば」

ヴィーネ「悪魔か!!」

開発「君がね」

ヴィーネ「どうしよう、聡君私どうしたら」

開発「だから聞かれても」

かさっかさかさかさと音がした

ヴィーネ「きゃあああ」

抱きつかれた

開発「ちょっヴィーネさん(やべええヴィーネ超柔らかい超良い匂い悪魔感ゼロ)」

ガヴ「ちょっ何人の部屋でラブコメしてんだよ」

ヴィーネ「ゴッゴゴゴキゴキッ」

開発「俺の骨がゴキゴキいってますけどー(流石は悪魔)」

ガヴ「何の呪文?」

かさっと更に音が

ガヴ「うわっなんだこの黒いの」

ヴィーネ「これは全ての人々を不幸にする者…「下界が生んだ過ち(ブラックウエポン)」

開発「蜚蠊だよね!!其方ではそんな壮大に伝わってんの」

ヴィーネ「一度その姿を目にすると恐怖で夜も眠れない…人間は此奴の存在に日々慄きながら生活しているのよ」

開発「間違ってないけど」

ガヴ「ウエポンだか何だか知らないけど…私の部屋で勝手をするのは許さん」

すぱーんと一閃するもシャッシャッと避けこっちに

ヴィーネ「いやあこっち来たあ」

ぐきゅーーーー

開発「ヴィーネさん首首が(可愛いなあ、でも此の儘じゃ)」

ヴィーネ「こっちに来ないでええ」

デビルフォークランスを出した

ガヴ「ちょおっそんなもん振り回したら」

ドン

衝撃波が部屋を襲った

ガヴ「随分と愉快な空間にしてくれたな」

開発「ばふ」

ガヴ「聡よく消し炭にならなかったなこれをアフロガードと呼ぼう」

開発「喧しいわ」

ヴィーネ「悪魔らしく他人に迷惑をかけてみました」

開発「可愛い」

ガヴ「可愛くねええ」

第2話 マジ天使いや悪魔でした 完