妄想結城友奈は勇者である 第四話 | 開発くんのブログ

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舞台は阿佐ヶ谷中心

俺達が神樹様に選ばれた勇者になってから一ヶ月半が経った。神樹様が作った。防衛結界・・・「樹海の中で人類の敵バーテックスを迎え撃つ事が俺達勇者部の務めである。 風先輩の話ではバーテックスは12体。全て滅ぼせば務めは終わるらしい。信じていないわけではないが心の隅には不安があった。


開発「!!」


俺は武器を構えた


友奈「きた・・・!」


東郷「あれが五体目・・・」


風「落ちついてここで迎撃するわよ」


友奈「うう・・・・一ヶ月ぶりだからちゃんと出来るかな」


樹「え・・・えーとですね。ここをこうして」


樹ちゃんと友奈がアプリの説明を見ながら確認していた


友奈「ほうほう」


樹「・・・でこの時はこうやって。こうして・・・」


友奈「そうだった。そうだった。」


開発「お前ら少しは緊張感というものを」

風「ええい。成せば大抵なんとかなる!四の五の言わずビシットやるわよ!」


開発「先輩。そんな大雑把な支持も如何なものかと」


風「勇者部ファイトおお」


風・友・樹「おーーー」


開発「やってる場合か」


俺は先陣をきった。


ヒュヒュヒュ


俺の頭上から剣が三本降ってきた


開発「うわ!!」


俺はそれをすぐさま避けて友奈達と離れた距離にある場所に着地した。その剣はバーテックスの頭部刺さった


ボンボン


剣が爆発した

友奈「大丈夫聡君。」


開発「大丈夫だが危なかった。」


友奈「もしかして東郷さんが・・・?」


東郷「・・・私じゃない」


開発「ああ。得物は片手剣だった」


風「!?それじゃ一体・・・」


開発「あれは」


信じられなかったが遠方に人の姿があった


シュバッ


それは上空に跳んでバーテックスへと向かっていった。


開発「あれは女の子」


すると


夏凛「封印開始!」


女の子はバーテックスの周りに円陣になるように刺していった。


夏凛「思い知れ私の力!!」


風「まさかあの子。1人でやる気!?」


開発(なるほど。ああいう囲み方もあるわけか)


樹「御霊がでたよ」


ブシュブシュ


樹「なにこれガス!?」


バーテックスは御霊を守る為ガスを発生させた。


友奈「けほっけほっ」


樹「何も見えないよ~」


俺は目を瞑って気配を呼んだ。


開発(そこだ)


俺は飛び出して薙刀の先端に影を螺旋にして集めた。


夏凛「そんな目眩まし・・・。気配で見えてんのよ!!」


しかし女の子の方が一寸早く気配を呼んで御霊を一刀両断した。


夏凛「殲・・・滅!」


義輝「諸行無常」


夏凛「はあ。」


その女の子は髪は灰色で両サイドをツインテールにしていた。


開発(この娘かなり強い)


友奈「えーと・・・誰?」

夏凛「揃いも揃ってぼーっとした顔してんのね。こ・ん・な連中が神樹様に選ばれた勇者ですって?・・・本当なの?ハンッ」


風「ぐぬぬぬ」


友奈「あの・・・」


夏凛「何よ。チンチクリン」


友奈「チン・・・はうっ」


夏凛「フン!あたし三好夏凛大赦から派遣された正真正銘正式な勇者。つまりあなた達は用済み。はいお疲れ様でしたーーー」


なんというかイラっとくる女の子三好夏凛が俺達の前に現れた。


第四話完