でもやっぱり、君とは、
友達として楽しいだけ、かも。
友達だから楽しいの、かも。


あまり踏み込まず、
空の会話を楽しんでいるだけ。
君といると楽しいけれど、それは信頼していることとは、イコールではない。
君といるとドキドキするけど、それは恋していることとは、イコールではない。
ただ、楽しいだけ?
友達として楽しいだけ。
付き合ったとしても、君がどうなっちゃうか、なんとなく想像つく。
私はきっと、苦しくなる。



でも、君に会うと、ドキドキするし、楽しいよ。
それは真実なんだけど、私はよく分からないよ。



君は、どういうつもりで、私といる?
君は、私のこと、どう思っている?
私たちのこの関係って、なんだろう。
そんなこと、聞けない。


でもたまに、君はふとそんなことを漏らす。
私はえって聞き返すけれど、なかったことにされる。
まだ、向き合う勇気は、わたしたちにはないのかな。
曖昧なままが楽なのかな。
プラトニックな、私たちの恋人のような関係。
私はやっぱり寂しいだけ?
甘えたいだけ?



もっと踏み込んでいいのかな。
それとも、これ以上踏み込んだらだめかな。
もうちょっと柵を越えみてもいいのかな。
もうちょっとガードを外してみてもいいのかな。
もうちょっと、気持ちを大胆にしてみても、いいのかな。
どれくらい正直になったらいいのかな。
きっと、これが中学生だったら
わたしたちは付き合っている。



いろんな愛のかたちを知ってしまったから、
それ以上があることを知っていまったから、
私たちは恋人になれないのでしょうか。
私たちは一歩踏み出すことを、恐れているのでしょうか。



長かった日々が壊れることが、怖いのでしょうか。
一歩踏み出したいけれど、
自分だけが踏み出してしまって、気まずくなっちゃうのかな。
自分だけが浮かれてて、恥ずかしい思いをしちゃうのかな。
冷めてしまうのかな。



だって、私自身がこういうことあったもん。
君とは仲間でいたかったのに、
君が私を女と見始めてから、避けるようになった私。
引いてしまった私。
仲間として仲良くやりたいだけなのに、
あなたは私を女として見ていた、ちょっとした絶望。



でも、あなたは違うと思う。
お互い、男女と見始めても、いいような気がする。