救急外来には、急な風邪引きから重症の交通事故まであらゆるタイプの患者さんが運び込まれてきます。すなわち、お薬を渡すだけで自分で歩いて帰られる方から、即刻入院して緊急手術という方まで多岐にわたるのです。救急外来担当の医師と看護師はこれらの患者に対応すべく、広く浅くすべての医療知識を備えておく必要があります。

 救急外来は、とりあえず最初の治療を行い、その後各専門の医師に引き渡す医療の最前線と言えます。よって、医師の場合にはカルテ、看護師の場合には看護記録をしっかりとわかりやすく記述し、口頭での申し送りと同時に渡せるようにしておく必要があります。

 また、災害時などは、複数の患者が運び込まれます。よって、この際の看護師の重要な役割としては、患者の判別と分類というトリアージを的確におこなえる資質を持っていなければなりません。これを間違えると重症患者を後回しにして、命にかかわるという状況を起こしかねないのです。トリアージは、とても重要な役割です。