私は建設業界で現場監督として働いています🏗
最近の現場では70歳前後の高齢者ばかりが働いており、いつも以上に気を遣う毎日です⛑
現場監督の仕事は、工程管理、品質管理、安全管理など多岐にわたる仕事です。
ところが、今の現場では、それ以上に職人の方々の体調管理や作業サポートに追われる毎日なのです

高齢の職人の方々は、長年の経験で培った技術力は素晴らしく、丁寧な仕上げが多くあります!
しかし、加齢に伴う身体的な変化は避けられません
例えば、目が不自由で図面を読むことが難しかったり、耳が遠くて指示が伝わりにくかったりします。
一方で高齢者雇用の重要性も痛感しています。少子高齢化が進む中、ベテラン職人の技術を次世代に継承していくことは業界全体の課題です。
また、仕事を生きがいにしている方も居るので、働きやすい環境を整える事も課題にあります。
実際に私が現場でアクションを起こし、改善した事
コミュニケーションの工夫
ゆっくりとはっきりと話す事、また表情管理にも意識しています!
必要に応じて書面で伝えるのも効果的です!
昼礼の際には平面図をA1サイズで印刷し、見てわかるように工夫しています
健康管理
適度な休憩を取り入れることが重要です。定期的な休憩時間を設けるなど、体力的な負担を軽減しています!
現場巡回の際には品質や安全管理だけではなく、職人の顔色を見て体調の確認を行います!
安全管理の徹底
私の現場ではゴミひとつ許しません!
安全通路が確保され、標識は分かりやすく、見やすく統一することを意識しています!
何より大切なこと
高齢の職人の方々への理解と感謝の気持ちを忘れないことだと思います。長年培ってきた経験と知恵は、かけがえのない財産です。その価値をしっかりと認め、敬意を持って接することが、双方のモチベーション向上につながるではないでしょうか
こんな記事を見ました📰
『高齢者の就業者数も930万人と21年連続で増加し、過去最多を更新した。働く人の7人に1人が高齢者だ。元気なお年寄りの増加に加え、少子化による働き手不足も背景にありそうだ。』
引用: 日経新聞
高齢者雇用は、建設業界に限らず、様々な分野で共通の課題のようです。簡単に解決できる問題ではありませんが、一人ひとりができることから始めていく必要があると思います
これからの建築業界で必要なこと
現場監督として、職人の方々の思いに寄り添いながら、働きやすい環境づくりに努めていきたいと思います。
年齢に関わらず、互いの立場を尊重し合える現場を目指して、これからも続けます🏗
少子高齢化時代における高齢者の活躍の場を、どのように作っていくのか。それは私たち一人ひとりに問われている課題なのかもしれません⛑
本日もご安全に⛑