高校アメフトの甲子園はクリスマスボウルです。







東日本で1校、西日本で1校代表校を決め、その両校が対戦するのが年末に行われるクリスマスボウルです。

その予選がはじまりました。


東日本の代表を決める関東大会は、東京4校、神奈川2校、SIC(千葉・埼玉・茨城)2校、静岡1校、北海道1校の予定で発表されました。今まで無かった北海道の枠が新設されました。



東京は実力伯仲でベスト8ぐらいから激戦。どこが勝ってもおかしくない状況です。昨年は、東京都大会を4位通過した日大三高が関東大会で優勝し、その勢いでクリスマスボウルも制しました。まさに戦国時代。


神奈川の代表は、慶応義塾高、法政二高が圧倒的に強く他校との実力差がかなりあります。両校とも100名近い部員を有し、強豪である系列大学のサポートもあり隙がありません。

それにもまして、他校は受験のために3年生が春の大会で引退してしまう場合も多く、苦戦を強いられてしまいます。


ここ数年では、両校は秋大会、直接対決以外の敗戦はなく、決勝前に当たってしまった時のみ、他校(横浜・港南台)が関東大会に出場しています。(春大会は何度か負けています)


今年は、左右のブロックに分かれているので、強豪2校を破らないと関東大会には出られないところでしたが、北海道が棄権したため・・・




神奈川の枠が1枠増えて3校出場になりました。




強豪2校以外の実力は横一線。どのチームにも関東大会出場の可能性が出てきました。各チームとも、さらに練習に熱が入っていることと思います。


準決勝で負けた2校が対決する3位決定戦は、どの試合より熱が入り興味深い戦いになりますね。どのチームも3位決定戦に照準を絞って調整してくると思います。


そこで監督が考えることは・・・




準決勝をどう戦うかということです。




勝利できる少ない可能性に賭けてガチンコで戦うか、試合を捨てて手の内を見せず、3位決定戦に賭けるか。


ガチンコでやった場合、対戦相手に手の内を全て晒してしまうことになり研究されてしまいます。それに、主力に怪我が出るリスクも考えなければなりません。でも、全力を出し切り士気は上がると思います。


試合を捨てて主力選手と作戦を温存した場合、サンドバック状態になります。いくら捨てた試合といっても、悪いイメージが残り、士気が低下しリズムよく次の試合に入れなくなる場合が考えられます。




監督がどちらの戦術をとるか・・・




難しい選択ですね。

怪我や身体的な消耗が激しいスポーツなので戦術も特殊です。



私が監督だったらどうするかなぁ~。