昨日の大会をもってター君の中学野球が終わりました。







入学した学校に野球部がなく陸上部に入部しましたが、本人の希望もあり、陸上部を退部し私の友人がコーチをしている近隣地区のクラブチームに入部させて頂きました。


野球が上手くもないのに、知り合いが一人も居ないチームに入って続けていけるか心配でした。その心配が的中し、練習に行くと言ってさぼったりする日もあったのですが、素晴らしい指導者、最高のチームメイトに恵まれ、最後まで楽しくプレイできたことを嬉しく思っています。


お世話になったチームはほんとに明るいチームでした。ター君は控え組みになってしまいましたが、チームにスタメン・控えの隔たりが全くなく、みんなが仲良くいい雰囲気でプレイしていました。そして、何度も大会で優勝してメダルをもらうことができました。


私は練習や試合を見てしまうと、また小学生時代と同じ星十徹になってしまうと思ったので、なるべく野球にかかわらない様にしていました。なので、本ブログでもター君のネタは少なくなってしまいました(笑)。

ター君は私の呪縛から解き放たれて、楽しく自由に野球を楽しんでくれたと思っています。






昨日の最終大会は、首脳陣の計らいで控え組み中心の布陣でした。

ター君も、ライトでスタメンフル出場させて貰いました。結果は・・・



第一打席   レフト前ライン際 二塁打(初)

第二打席   ボテボテ投ゴロ 打点1(初)

第三打席   四球~二盗(初 次打者HRで生還



第一打席、私はバックネット裏でカメラを構えていたのでどんな当たりだか確認できなかったのですが、芯を食った様ないい音がしました。ライナーで飛んでいきましたが、レフトから本塁に強風が吹いていたこともあり、最後は失速した感じでした。今季公式戦初ヒットでした。




最終戦で今季初ヒットなんて、流石千両役者だ!




二打席目は、ノーアウト3塁のチャンス。力んでいるのがバックネット裏でもわかりました。結果ボテボテの投ゴロ。その詰りが幸いして3塁ランナーが生還し、初打点を記録しました。


第三打席は2-3になり、ベンチから「カーブ来るぞ、でもストレートのタイミングで待て」の声。カーブが来たら三振だろうなぁ~と思っていたのですが、高めに外れて四球でした。それから初盗塁を決め、次打者のHRでホームベースを踏んでくれました。




初二塁打、初打点、初盗塁と初ものずくしでした。



帰宅したター君は、ガッツポーズで堂々と玄関ドアを開けました。自分のヒットのことはもちろん喜んでいましたが、入部間もない頃からずっと気にかけてくれたN君が最終打席で今季初ヒットを打ったことを自分のことの様に喜んでいました。

N君は186cmの立派な体格ですが、ター君と同じ控え組みでした。入部の頃150cmぐらいしかかなかったター君との身長差は30cm以上あったのですが、現在では身長差15cmぐらいまでになりました。N君とはお互いの家を行き来するぐらい親しくなり、これからもずっといい友達でいてくれると思います。



中学野球の最後の試合で、いい経験をさせて貰いました。

高校に行ってから何をするか本人決めていない様ですが、この経験を生かして最後まで頑張ってくれると思っています。



野球はほんと楽しいスポーツですね。





センスレス野球少年と父のドタバタ奮闘記


ター君の活躍を知らなかったかみさんですが、偶然、我が家の夕飯は赤飯でした。

美味しい赤飯でした(笑)。