ター君は、中学で陸上部に所属しています。








記録とかは、全くダメなのですが、何とかやっている様です。


陸上部員であり、同じクラスの子達と、よく遊んでいます。

その中の一人のM君が、




「練習についていけないので部活をやめたい」




と、ずっとター君は相談を受けていました。

小学生時代、運動をやっていなかったので、身体的にきついそうな

んです。





先日、ター君が学校から帰ってきて、部活をやってきたと言ってい

るのに、何か様子がおかしいので、問い詰めると、そのM君と一緒

に部活をさぼったと白状しました。


退部の相談に乗りながら、自分も休んでしまい、二人でずっと公園

で時間を潰して帰ってきたとのことでした。






私はター君と色々と話をしました。



試合に出れなくても、野球が下手でも、絶対に練習を休まない自分

の息子のことを、ずっと誇りに思っていたという私の気持ちを伝え

ました。


その気持ちを裏切られた様だとも話しました。



M君は色々と考えることもあるのだろうし、部活をやめて別のことに

情熱を燃やした方が、新たな道が切り拓けていいかも知れない。

だからなんとも言えないけれど、なるべくならば、一度始めたことは

途中で辞めない方がいいのでは?みたいな話もしました。







そして、昨日。



部活でみっちり絞られて、くたくたになって帰ってきました。


M君どうした?と聞くと。一緒に練習してきたとのことでした。

そして、ター君は言いました。




「俺は、低学年の頃、野球が上手くならなくて、

                 野球がつまらなかってけど、


 それでも頑張っていたら、野球が楽しくなって

       野球をつづけてて、ほんとうに良かったと思った」




という話をM君にしたそうです。


そうしたら、M君は「もうちょっと頑張ってみる」と言ってくれたそう

です。



その話を聞いたとき、ちょっと嬉しかったです。






これからどうなるかは分りませんが、出来ることなら、続けていっ

て欲しいです。



そんな、中学部活の話でした。