ター君は、12日(土)に開催される地域の記録会に出ます。
これは選抜された訳ではなく、部員全員が出場する大会です。
1年生はそれぞれ1種目に絞って参加し、優秀な子だけそれに加えてリレ
ーにエントリーします。
ター君の場合、短距離も長距離も記録が下位だったので、とりあえずとい
うことで、空席があった「走り幅跳び」にエントリーすることに決まったそう
です。
走り幅跳びは私の父、ター君の祖父がやっていた種目です。
ター君自身も、選ばれたというより「お前は幅跳びでもやってろ」的な感じ
と受け止めていたのですが、昨日初めてやってみたところ、仲間内では
まあまあいい記録が出たそうで、顧問から「スジがいい」と褒められたと
喜んでいました。
褒められることなど滅多にないター君ですから、早速、幅跳びの先輩で
ある祖父に電話で報告したそうです。
それを聞いた祖父は大喜びで、記録会を見に行くといって張り切っていた
そうです。
私が全く出来ていない親孝行を、ター君が代行してくれた感じです。
12日の記録会は、結果がどうこうでなく、「自分はやった」という満足感を
味わって欲しいと思っています。