ター君が急に私の蔵書である歴史本を持ち出してきました。
私は、昔から歴史好きなのですが、その理由を考えると、NHK大河ドラマ
の影響が大きいと思っています。
日曜日夜は必ずTVの前でした。
私の親曰く、「竜馬がゆく」から見ていたとのことですが、記憶にあるのは
「源義経」(題名は判らない)、確か、緒形拳が弁慶役だったと思います。
義経が切腹するお堂の前で、全身に矢を浴びながら立っていた姿、
(弁慶の仁王立ち)がショッキングで、今でも覚えています。
学校で歴史を習う様になると、登場人物が役者とダブり個性についても
具体的に認識しているので、暗記が楽でした。
ター君にも歴史好きになって貰いたいと思い、義経を観ていたのですが、
そういう親の意図は敏感に察知しますので、全く興味を示しませんでした。
そんなター君が、昨日塾の宿題の合間に、写真の「ビジュアル日本の
歴史」を引っ張り出してきました。
マンガを見るとガーガー言われるので、これなら見ていても怒られない
だろう・・・、なんて言う思惑があったか知れません。
そして、上の写真のページに興味を示しました。
斉藤道三 → まむし
豊臣秀吉 → さる
明智光秀 → きんかん頭
徳川家康 → たぬき
織田信長が命名したあだなと言われています。
「何でこんなあだ名がつけられたの?」
これが興味のきっかけになり、私が説明していくと、その後、どんどん
質問が来ましたのので、結局、「川中島の戦い」まで説明しました。
約2時間ぐらにもなったでしょうか。
本当に知りたいと思っていると、どんどん興味が沸いて、頭に入って
いく様です。結構理解していました。
その後、バッティングセンターで6ゲーム程打ち込んで、夕食の時間に
タイミングよく、大河ドラマ「功名が辻」の第1回目がありました。
その日勉強した、織田信長、今川義元、藤吉郎が出演していました。
早速復習ができました。
館ひろしの信長はちょっと年が行き過ぎていて違和感がありました。
その後、風林火山がありましたので、せかっくだからそれも見ることに
しました。
しかし、そのドラマは歴史ドラマというより、山本勘助と信玄の側室の
話で全く空振りで、ター君もがっかりでした。
どんなことでもいいので、学習に意欲を持ってくれたことはいいことだ
と嬉しい日でした。