ダカーポ


2005 6/1号 ダカーポ(マガジンハウス)に興味深い

特集があった。 


「天才の育て方_その秘密」

という特集です。


その冒頭では「天才は万能スーパーマンではない」とい

記事がある。

その記事の内容は、歴史に名を残す様な天才は、ある部分の

能力が劣っていることで、他の部分の能力が増すのではないか?

という説を解説している。

従って、問題児であった場合が多い。天才アインシュタインに

しても然りです。しかし、理解者であり、科学の面白さを教えて

くれた伯父がその才能を開花させたと記してある。



さて、私が興味をひかれたのは、岩崎真知子さんと横峯良郎

さんの対談です。金メダリストとプロゴルファーを育てた親です。


その対談を読み進めていくと、両者の考え方が全く違うところに

立脚していることが判る。


岩崎家の教育方針は、水泳一本槍ではなく、普通の子同様

英会話、お習字、ピアノの習わせていたそうです。

当然、水泳も「泳げる様になればいい」としか考えていなかった

らしいです。

本人曰く、「教育ママ」だったそうです。


一方、横峯家の教育方針は、勉強には向いていないと悟った

ので、何かべつのもことをやらせたい。それなら、お金になる

ことをやらせようと良郎氏が考えて、三姉妹にゴルフをやらせ

たとのことです。

打ちっぱなしに月15万円を出費していたそうです。


岩崎家は、「うちは、どうしてもこれをやらせよう、というような

ことは無かったですね・・・、

何かになって欲しいというのは無かったですが。大人として成長

するのに必要なことは全部教えておこう」

ということを絶えず考えていたそうです。


逆に横峯家では、「私は子供の意志を尊重せい、というのは大嫌い

なんです。我々は大人だから世間のことはだいたい理解できる。

でも、子供は自分の進む道なんか選べませんよ・・・。

親がこうすれば、こうなるよ、と教えてあげればいいんです」

と話している。


私は、どちらかというと、横峯派でしょうか。

同じ父親だからでしょうかねェ~。



みなさんは、岩崎派ですか?横峯派ですか?



ただ、唯一と言っていい共通点は、


何事にもくよくよしない(岩崎)

のほほんとした性格(横峯)


やはり、成功するには目先のことでおどおどぜず、どっしりと構えて

いる子がいいのでようね。


ダカーポは320円と安価なので、皆さん是非読んで下さい。