ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの共演作

エターナル・サンシャイン


「忘れたい過去があるときに、その過去を忘れさせてくれることができたとしたらそれは幸せなのか」


運命的に出会った2人は、徐々にお互いに好意を抱いていき、恋に落ちます。


幸せな生活が続いていくなかで、好きではないかもしれないと思う時期が訪れ、

好きであることが何なのかを見失ってしまい、喧嘩をしてしまいます。




しばらくして、彼女に会いに行くと、

彼女は自分のことを無視します。


あれほど愛し合っていたのに、

そこまでするとは考えられない彼は、

彼女の周りを調べはじめます。。。


そして、とある事実にたどり着きます。


それは、彼女が彼に関する記憶除去手術を受けたというものです。


つまり彼女は彼が彼氏ではない世界を生きていたのです。


好きな彼女が、自分のいない世界で生きていることに耐えられなくなった彼は、彼自信も彼女に関する記憶の除去手術を受けることにします。


手術が始まるとこれまでの彼女との思いでの夢を見ます。

ところがこれは見せられてる夢であり、 この夢をすべて消していくことが記憶除去手術なのです。


夢の中で思い出が壊れ、消え去っていくなかで、彼は逃れようとし始めます。


この手術を行う博士と助手は、患者の真実の愛に対する思いに感動をし口づけを交わします。。。


その一方で彼は思いでのなかに何とか隠れようとしますが見つかってしまい、ついには全ての思い出を失い、彼も彼女が彼女ではない人生を歩み始めます。。。




この記憶除去手術の被害者はもう1人いました。


それは博士(手術の執刀医)の助手です。。。


助手は過去に記憶除去手術を行い、博士との不倫関係の過去を消していたのです。


博士の妻は、2人が口づけを交わすところ見ていて、外に出てきた助手に妻は意味深な言葉を告げます。


不思議に思った助手は、博士に話を聞き、不倫関係にあったこと、過去に博士を愛していたこと、そして愛していた過去を消していたことを知ります。




彼女の記憶が失くなった彼のもとに、

一つの荷物が届きます。


それは彼が彼女のことを話した録音テープです。


それを聞いた彼は、彼女の記憶を思いだし、彼女に会いに行きます。


そして、彼女も同様のをテープを聞き、彼のことを思い出します。


テープはお互いの悪口を記録したもので、

再び喧嘩をしてしまいますが、、、

最後にはテープから愛が語られ

再び抱き合うのでした


このテープは、記憶除去手術のために必要な情報で博士が記録をしたもので、それを助手が彼ら(記憶除去手術を受けた人々)に届け、失われた過去を取り戻したのでした。




この映画は

どんな人にも忘れたい過去はあるが、それは本当に忘れたいものなのか

を描いた作品でとても美しい映画です

一見の価値ありです!!