ある水曜日の夕方、同僚と帰りの電車に揺られながら、『旅行、行きたいですね』なんて話していたら、無性に旅行に行きたくなった。
実は、台湾に行こう!と計画して、早々と年休とって、4連休にしていたものの…
この国際情勢ではいつ降りかかるやもしれない身の危険を感じ、中止したこともあり、でかけたい気持ちはつのるばかり!
結局抑えることは出来ず、
帰宅するなり、まず宿をおさえ、交通手段を確認。
よし、行ける!
題して
『藤沢周平の故郷・鶴岡と、出羽三山をめぐる』
なんともまぁ、強引な。
出発5日前に決まった弾丸旅行~
私らしい。
鶴岡はずっと行ってみたい町だった。
山田洋次監督の鶴岡三部作、隠し剣鬼の爪・たそがれ清兵衛・武士の一分の原作は藤沢周平。
原作も読んで、映画は何度も観るほど好き。
それよりも、父の本棚には藤沢周平がたくさんあり、おそらく全部、何故か同じ本も複数冊あったくらいだったから、幼い頃から身近な作家だったことが大きく影響している。
藤沢周平記念館へ
作家の作品に触れたり、その背景を知る機会は多くても、その作家の為人をよく知る機会はあまりない。
大きな記念館ではないけれど、藤沢周平を知れる、素敵な記念館!
印象的だったのは、
家族や自身の病気や、別れに、心をもがれるような経験をしていて、だから家族との日常を一番大切にした生活をしていたこと。
また生まれ変わっても、作家になりたい、今度は故郷鶴岡に根をおろし、鶴岡をもっと描いていきたい、と。
自分の人生を肯定して、愛して、大事なものからブレない生き様に、心を打たれる。
致道館。
庄内藩の藩校。
自主性を大事にし、長所を伸ばす教育。
こういう教育が、人を育て人を助けるんだと思った。
そして、湯殿山へ向います。



