今読んでいるのがこの本。
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ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム
2,160円
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最初はあまり期待していなかったんだけどm(_ _)m、すごく面白いし、腑に落ちる。
例えば指を早く動かすのには筋肉を固めてしまわないで、
重力や他の離れたところにある大きな筋肉、関節を使う、などなど。
うまいピアノストは手がバタバタしないし、まるで弾いていないかのように見える。
私にとっては暗黙の了解だった部分を本の中に見つけて、
妙にスッキリ!!!
これを探してたのか〜となりました。
一音一音を弾いた後の脱力も私が普段話している、
鍵盤の底についたと同時に力を抜くという技法の存在が
はっきり科学的に検証してあり面白い。
この3年ほど、指が腫れたり曲がらなくなったり、
自分の思い通りには動かせない状態が続いていたけど
それもまた勉強だったなと改めて感じました。
天城流でガングリオン、手根管症候群、腱鞘炎なども改善しましたし、
へバーデン結節も予防も兼ねて施術しています。
天城流の改善方法をまとめようと思っていたら、
いろんなことが繋がって来た!
これはGO!ってこと!
ある人が私を人に紹介するときに
「彼女はピアニストだから」と言いました。
なぜかその言葉が心の中にいつも響いてました。
ピアニストなんだ〜、ピアニストってことはどう生きる?
ということが漠然と気になっていたようです。
もちろんピアノ弾くんですけど(笑)
そういう意味合いだけでなくピアニスト!
指や身体のことが気になったり、音を通して何かを伝えたかったり。
そういうのをひっくるめての大きなくくりで。
私の中の天城流と音楽と暮らすことが混ざって熟成していきたい。
今、いい感じです。
手の不調を抱えている方のお役にも立てるように、
この経験を活かしていこうと思います。
新たな始まりに 今日は飲むぞ〜!(そこかいっ!)