春・秋の寺社は、特別公開・御開帳などの開催が多いので

何かやってるかなぁとネットサーフィンしてましたら

奈良 興福寺で2つの塔、初の同時開扉!という記事を見つけました

 

久々に奈良に行くのもいいなぁ

他にはどうかな?ってチェックしていたら

薬師寺でも三重塔で内覧出来るとあり

奈良へお出かけすることになりました

 

本当は連休に行く予定だったのですが、台風の影響で延期

雨女パワー健在、いやぁパワーアップしてる?!

 

薬師寺へのお参りは初めてです

 

 

南都七大寺の1つの薬師寺

ちなみに後の6つは東大寺、西大寺、法隆寺、大安寺、元興寺、興福寺だそうです

中門をくぐった先には金堂、左手に西塔があります

国宝の東塔は修復工事中で見ることは出来ませんでした

 

金堂には薬師三尊像が祀られています

ちょっとふくよかで柔和なお顔の薬師如来と

腰のくびれが羨ましい(?)脇侍の日光菩薩・月光菩薩

病気平癒の祈願をしてきました

 

金堂では住職さんの説法を聞くことができました

薬師寺の由来などをお話しされたのですが

早口だけど聞きやすく、話術も巧みで引き込まれてしまいます

触りだけと思っていたけど、最後まで聞き入ってしまいました

 

昔伽藍は住職と天皇しか入ることが出来なかったそうです

広い敷地にまばらな人影、「今日はがらんとしてるなぁ」のがらんは

伽藍からきているそうですよ(ジョークかと思いましたが諸説あるようです)

 

上の写真の右側が西塔なのですが

パッと見、六重塔のように見えますが、三重塔です

反り返った屋根は風の影響を受けやすいということで

裳階(もこし)という屋根が各階についています

塔の最上部にある金具、相輪がお釈迦様のお墓であって

塔はお墓の土台であるというお話であったり

 

薬師寺はお葬式をしないお寺であること

つまり檀家がいない

企業からの寄付も断り、信心される方々の

お写経勧進によって復興、修復を行っていることをお聞きしました

納められた写経は、お焚き上げではなく

全て金堂の屋根裏に保管されているのだそうです

微力ながら、協力させていただきました

 

西塔初層には、釈迦八相の後半部分の

成道、転法輪、涅槃、分舎利のシーンの諸像が祀られています

細かな描写に見入ってしまいます

 

金堂と大講堂の御朱印

 

 

白鳳伽藍を抜けて、玄奘三蔵院伽藍へ

玄奘塔には玄奘三蔵のご頂骨が奉安されているそうです

平山郁夫画伯が30年かけて完成された壁画は

ラピスラズリを原料にした絵具で描かれた空が印象的でした

 

玄奘三蔵院御朱印

 

 

続きます。。。