第72番札所 曼荼羅寺


参拝者の多いお寺、体力勝負のお寺の後に

訪れた曼荼羅寺は、庭園のように整備された美しい境内で

ホッと落ち着く感じがしました


元は世坂寺で596年に建立された霊場内で最も古い寺院

唐より帰国した弘法大師が、母の菩提を弔うために

伽藍を建立し、大日如来を祀り、曼陀羅を安置し

寺名を曼荼羅寺と改名されたそうです



曼荼羅・山門
山門


曼荼羅・本堂
本堂


曼荼羅・大師堂
大師堂


曼荼羅・観音堂
観音堂

聖観音立像が安置されています

160センチ弱の桧の一本作り

柔和なお顔立ちの観音様は

四国霊場記念切手にも登場しているそうです



曼荼羅・西行
近くに庵を結んでいた西行法師が昼寝をしたという石



曼荼羅・笠松
弘法大師が曼荼羅寺を開いたときに植えたとされる松がありました

「不老の松」と呼ばれていたそうですが

14年ほど前に枯れてしまったそうです

その松の木にお大師様を刻んだのが笠松大師です


曼荼羅寺から次の出釈迦寺へは800mほどの距離です


第73番札所 出釈迦寺


空海伝説の1つがある寺院

7歳の弘法大師(幼名真魚)が仏門に入り、人々を救いたいと発心

「私の願いが叶うなら釈迦如来よ現れたまえ。叶わぬならこの身捧げよう」と

我拝師山の断崖より身を投げました

すると釈迦如来が天女と共に舞い降りて、大師を抱きとめたそうな

のちに釈迦如来を刻んで本尊としたそうです



出・本堂
本堂


出・大師堂
すぐ隣に大師堂


出・捨身ヶ嶽
捨身ヶ嶽遥拝所

弘法大師が身を投じた捨身ヶ嶽禅定は奥の院になっていて

ここから50分程登ったところにあります

遥拝所からのお参りでも、奥の院と同じご利益があるそうです

単に光の屈折なんだろうけど、ちょっと神秘的な光の筋が写ってました



出・三鈷の松
山門の前にあるのは子宝の松

三鈷の松です

高野山では全然見つけられなかったのに

こちらではあっさり発見

子宝は。。。まぁ縁起物という事で拾ってきました^^



出・さぬき平野
振り返れば、この見晴らし

讃岐平野が見通せます

気持ちいい~




曼荼羅・朱印
曼荼羅寺 御朱印


出・朱印
出釈迦寺 御朱印