行楽日和な昨日、31番札所竹林寺にお参りに行ってきました

元々は前回の愛媛巡礼の続きを行うつもりでいたのですが

届いたメルマガで急きょ、予定変更となりました

それは 「竹林寺で50年に1度の御開帳」 の案内で

HPをチェックしたところ、11月25日まで開催されているとのこと

ギリギリ間に合う!!もう次の50年は無理!と思い立って

高知県まで行ってきました

はい、もちろん日帰りです^^;




31番札所 五台山 竹林寺

ご本尊は八十八か所で唯一の文殊菩薩さまです



南国土佐の紅葉は、もう少し先になりそうですね




本堂でお参りを済ませ



大師堂でもお参り

こちらで五色の手綱と五鈷杵に触れることができ

お大師様と繋がりを感じることができます

普段からお参りされている方なのか、隣にいたご婦人が

「今日は扉が開いて、御大師様が見られるわ」と仰ってました




高知県唯一の五重塔

この脇には、一言地蔵さまがおられます



お堂には小さなお地蔵さまが沢山

私は健康をお願いしてきました




今回の目的でもあります御開帳

本堂の横に長い行列ができています

拝観料を払って並びます


80名ほどのグループで順番に拝観していきます

まずは本堂脇に張られたテントで

副住職さんによる法話を聞きます

ご本尊、文殊菩薩さまのお話

脇侍の話や台座の獅子の説明などがありました

台座の獅子は2つあるそうで

春に開催された御開帳では江戸時代に作られたもので

普段から乗られているお姿だそうです

今回の秋開催は、ご本尊造顕当時のもので

300年ぶりに騎乗されるそうです

↑の写真がその台座

獅子というか犬・・・

まぁそこは突っ込んではいけませんね


法話の中で副住職さんも今回初めて

ご本尊様を直にお参りすることが出来たそうです

住職でさえも拝顔できないのですね

美術館にあるのは仏像で見るもの

お寺にあるものは魂が宿り、仏様であり

見るのではなく拝むものだと

お話しされていたのが印象的でした


法話の後、一人一人に塗香が施され

身を清めてから順にお参りしていきます


本堂に入ると、普段乗られている獅子台座が迎えてくれました

ゆっくり進みながらご本尊文殊菩薩さまの前にきました

合掌しお参りさせていただきました

穏やかなお顔をされた素敵なお姿でした


その後、先ほどの副住職さんから宝印加持をしていただき

文殊菩薩さまの分身とされる利剣に触れさせていただきました


出口で御開帳結縁守護をいただきました



胸が一杯になって、幸せな気持ちになりました





御開帳の時に作られるお守りだそうです

普通お守りは1年でお返しするものですが

こちらは代々持ち続けてもいいそうです


三人寄れば文殊の知恵

と言われ学問の神様のように捉えられていますが

物事を見極める力、見通す力なども授けてくださるそうです





善財童子とブッダドーム

他にも見所の多いお寺で、清々しい気持ちになるお寺でした

あと、参道の苔が見事でした

ツヤツヤしてビロードのようです

なでなでしたいところ、グッと我慢です( ´艸`)






御朱印と御姿