広島県応援プログ:頑張れ広島

初めまして、広島県の紹介の他にも日々のニュース、地震・防災についてもほぼ毎日投稿しますので立ち寄ってください。


表紙の 画像は2016年11月5日、広島東洋カープのセリーグ優勝を記念したパレードの様子です。2階建てバスからカープ選手がてを振っている姿をビデオカメラでとらえました。1975年のセリーグ優勝以来の人手に市内は正午過ぎまで人が絶えませんでした。

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豊後水道の地震、震度6弱の地震から60回観測

豊後水道で4月17日に震度6弱の地震が発生して半月以上が経過したが地震は弱まる気配を見していない。5月4日に震度3の地震が発生し4日だけで震度3を含めて3回発生した。4日以降も地震が発生していて、6日午後零時50分頃にM3.9の地震が発生し愛媛県で震度3が観測された。

累計で発震以来、60回もの有感地震が発生している。深さが深いほど有感地震が少ないと言われてあり、通常だと深さ40キロ以上の地震でM6を超える地震は2週間が経過するとほぼ収束すると言われているが4日にはM4の地震が発生、その後も震度2並びに1の地震が2回発生した。発震から2週間で有感地震が60回を上回るのはあまり例がない。今後、地震活動が収束するか予断は許さない状態だ。

山口県北部で地震



2日早朝、山口県北部で地震がありました。地震の規模を示すマグニチュードは4.1規模としては大きくはないですが、日本海に面した山口県では強い地震は少なく2005年からの地震では10件しかありません。震度3以上は今回を含めて2回でした。

只、山口県では被害が出る地震はないわけではありません。明治時代に遡ると1872年に島根県と山口県の県境でM7.2の地震が発生し多くの犠牲者がでました。1898年にM6.8、1941年にM6.1,1996年にM6.6と地震が発生しています。1872年の地震以外は人的被害は少く済んでいます。人口比率が少ないのが主な要因です。

地震活動は中国山地沿いで活発で2日に発生した地震も中国山地沿いで発生しました。又、この周辺は起伏が激しい地帯があり、他よりも隆起している区域があります。地震が発生した場所には笠山など活火山に指定されている区域に近いですが、今の所、火山活動に結びつくデータもありません。

中国地方の被害地震の殆どは日本海側で多く山口県も例外ではありません。今後、山口県で被害を伴う地震が発生しないとは限りません。防災力の強化が必要になる事は間違いないようです。


昨日発生した豊後水道の地震について。

昨日午後11時14分に豊後水道を震源に愛媛、高知両県に震度6弱の地震が発生しました。この付近では20〜30年に一度M6.0以上の地震が起きています。1968年にはほぼ同じ場所を震源にM6.8の地震が発生し大きな被害がでています。この付近ではフィリピン海プレートの下に潜り込んだ過程で発生していますが、メディアで話題となっている南海トラフ地震に関連するものではないことは間違いないです。

一番懸念されるのが震源域の北上です。瀬戸内海の真下にもフィリピン海プレートが潜り込んでおり、伊予灘、安芸灘に波及するか気になります。過去には1968年の地震後に伊予灘、安芸灘で強い地震が多発した経緯があり、山陰地方でも大きな地震も発生しています。又、1999年に台湾でM7.7の地震が発生しましたが、翌年には宇和島市付近や鳥取西部地震が発生し2001年には芸予地震が起きています。

大きな被害を伴う地震が少ない地域ではありますが、ここ最近を見ると2月末から愛媛県南予の地下40キロ辺りで震度4〜3の強めの地震が多発していたので注視していました。

今回の地震が周辺にどう影響を及ぼすか注意が必要と思います。



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