死刑執行の担当になるかわりに休暇をもらい、
それを新婚の旅行にあてる。


リアルだ。


新妻との夜の合間に、
従容として執行された受刑者の目が浮かぶ。

生きるとはこういうことなのだろう。







蛍 (中公文庫)/吉村 昭

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初めてですごく面白かった岩井さんを大量買い。2冊目。


市井の庶民や兵役にかり出される農民など、
普通の人々の憤りを描く。

どの時代も苦労するのは庶民であり、また国を支えているのも庶民であり、その相反する立場の狭間で様々なたいがいにせえ的なことが起こる。それは僕の周りでもそうだ。

庶民で終わるのは嫌だといって人は有名になろうとする。そうすると悪いことをするか、ずるいことを必ずする。そうする自分を、庶民になりたくないという理由で許していくわけだ。
何の話かよくわからんが、つまりはそういうことだ。







たいがいにせえ (光文社時代小説文庫)/岩井 三四二

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