ここに住み着いた奴らはほぼ建築関係の仕事をしてお金を稼ぐ。あえて違う種類の人間を記すなら全く働かない奴らだ。(その方法は書けないけどね。)
Kさんは、いつも忙しい。朝から人混みを掻き分け、
「運転手が、おらんのやて!」
「早よ出な間に合わんて!もうこの人数で行こうやっ!」
わかる人にはこのセリフだけでこの街の朝が見えてくるだろう。仕事を終えていつものメンバーで飲む。
「不思議やな〰️。こんだけ働いてなんで毎日金がないんやろ?」
このセリフもKさんからよく聞く。私も作業服で部屋を出て、作業服で仕事をし、作業服で飲む。という毎日の日々、納得した意見だった。[名言]!!と言ってもいい!
よく見る光景で、連れ同士の金の貸し借りがあるが、面白い事に、全く働かない奴に毎日ドロドロの作業服を着た奴が金を借りている。
私もKさんも、いや、隣で飲んでるドロドロも借金はあるし、今飲んでるビールもツケ払いだ。そろそろ皆へべれけに…
「不思議な街やなぁ~?働けば働くほど金がない。」
情けない奴らは、勝手に街のせいにしてポツリポツリとドヤに消えてゆく。
Kさんは苦しんで病院で亡くなった。
私は今、普通の街(?)に住んでいる。
でも、Kさんの名言には今も同感だ。