GfKの東南アジア地域担当者は、同地域の新興国で家電の近代化が急速に進んでいると指摘。「消費者の情報力も向上しており、保有済みの製品をより高機能で環境に配慮した製品に買い替える意欲も旺盛だ」と述べ、所得向上による新規購入に加え、買い替え需要も重なっているとの見解を示す。
なかでも販売が好調なのが洗濯機だ。インドネシア、マレーシア、フィリピンの3カ国では上期の売上高が前年同期比で32%増加した。欧米や日本などの先進国を含めた世界の主流は1槽式だが、東南アジア市場は安価な2槽式の需要も高まっているのが特徴だ。
人口が約2億4000万と東南アジアで最大市場のインドネシアでは、今年上期の2槽式洗濯機の売上高が1億2200万ドルで前年同期比23%増だった。
2槽式洗濯機の平均価格は150ドルと、1槽式の同228ドルよりも3割以上安価で、初めて洗濯機を購入する消費者のほとんどが2槽式を選ぶという。タイやフィリピンでも同様の傾向がみられる。
一方、販売数は少ないものの、現在では最上級機種とされる1槽構造のドラム式洗濯機の売り上げも順調だ。6カ国合計では前年同期比25%増となっており、うちフィリピンでは倍増、インドネシアでも66%増と好調だった。
ドラム式は使用する水量が少なく、衣類のからみやしわが少ないのが特徴で、同じ1槽の縦式よりも環境にいいとされている。GfKはこの傾向について、「各国政府の努力もあり、水や電力の使用量が少ない洗濯機を求める環境意識の高い消費者が増えている」と分析する。
東南アジア地域の家電市場は日本勢と韓国勢が強く、合計で70%近くのシェアを占める。しかし、中国も低価格を武器に売り上げを伸ばしており、今後も成長が続く東南アジア各国の市場で熾烈(しれつ)な競争が繰り広げられそうだ。(シンガポール支局)
◇液晶テレビ 家電 パナソニック
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