昨日、久しぶりにAKBの個別握手会に足を運びました。もともと予定が埋まっていたり当日に風邪を引いて干したりとしていたので、『1830m』以来の参加でした。

今回の個別は話に聞いていたとおり混みようでした。よって最後の方の部はもはや時間帯など関係ないカオス状態。順調に券を消化していた私も結果として薮下柊ちゃんの4部は干すことに…無念。

この事態は今回のシングルのみの現象でしょう。総選挙の投票券がついていたからこそ個別はここまで売れました。200万枚も間近で、AKB48史上最大の売上のシングルとなりそうです。

そして、その数字とともに総選挙で指原がどんでん返しを起こしたことでAKBは世間的には妙な熱を帯びてきております。いわゆる「一般人」(ここでは非ヲタク)からするとCDも売れて(あまり聞いたことないけど)、さっしーも1位だしドーム公演もするみたいでAKBってやっぱすげーな、という印象なのでしょうか。しかし、実態は今後のシングルでのミリオン維持はなかなかハードルが高いと思われるし、ドーム公演のチケット売上も芳しくないのでしょう。(と思わせてくれるチケットセンターからのメール攻勢)

私はAKBからドルヲタになったクチです。芸能ニュースは欠かさずチェックするほどのミーハーでしたので、各アーティストの「旬」を捉える嗅覚は鍛えられております。その嗅覚を鍛えてくれたのがオリコンのチャートという「絶対的指標」でした。初登場順位、二週目以降の推移、トータルでの売上など、アーティストの「市場価値」はオリコンのチャートによって作られておりました。それにより歌番組の露出も決まる時代で、現に私はモー娘。を見失ったのは2003年以降のそれまで約束されていた「1位」を取れなくなったあたりからです。

しかし現在は配信、動画サイトがテレビなどの一般メディアと同等の力を持った時代で、CDを買わなくても音楽を入手できるため、オリコンチャートは絶対的指標ではなくなりました。単純な売上の指標。それ以上でもそれ以下でもありません。例えばMr.Children。彼らをオリコンチャートの指標で捉えれば勢いの落ちたアーティストなのでしょうが、実際の評価は1990年代後半から不変といっても過言ではないと思われます。歌番組での扱われかたも変わっておりません。
その意味ではMr.Childrenを始め多くのアーティストは「オリコンの呪縛」から解き放たれたと言えるのでしょう。
※これによって「売れてる」の概念は非常に曖昧になり、SEKAI NO OWARIや凛として時雨など、オリコン発祥ではないが、テレビには出るアーティストが増えてきました。

しかし、AKB48はいまだ「オリコンの呪縛」を纏ったグループです。今年の『So long!』(直近では売上が落ちているシングル)の後にAKB叩きの風潮がネットメディアに広がり始めていたことを考えると、これからAKB48が一般人からどんな評価を受けるのかはなんとなく想像がつきます。

すべてダメになっても劇場がある、これも真実でしょう。ならばそろそろ劇場公演のポジションを上げていき、落ちる先を整え始めるということが肝要になると思われます。

ただ、落ちるなら今年とも。指原のせいで、とかいって笑い話にできますしね。

それでは。