本日うっかり45歳になってしまった。20代の頃から45歳になったらモッシュ、ダイブは引退と豪語していたがまさかこんなに早くやって来るとは…まぁ人生折り返しまだまだ楽しむ次のドラマを駆け抜けたいと思います。

そこで少し自分の音楽感(=人生感)を振り返りたいと思います。

小学生:友人の兄貴の影響で洋楽に出会う。入りはマドンナ、スティービーワンダー、ペットショップボーイズとかだったが高学年になるとストーズ、ガンズ、ハノイを好んで聴いた。中でもブルース・スプリングスティーンは好きだった。

中学生:誰にでも言えるが中学生での音楽の出会いで人生感は大きく変わると思います。自分もそうだった様に息子にも良い音楽(くだらないポッスは聴かせなかった)
13歳:年頃の反抗期、気持ちと体力を持て余しているが上手く行かない。そんな時現れたのブルースハーツだった、洋楽派の私は始めは下手くそな音楽が耳に合わなかったが、詞は年頃の私の心を掴んだ。同じ頃ビーバップハイスクールが飛び込んで来て、不良・バンド・タバコがステイタスとなった。https://youtu.be/_sBLJFNEVYc

連んで馬鹿やって楽しかったが何か満たされない感が有った、その時ブルーススプリングスティーンの曲を何がキッカケかは覚えて無いが翻訳したのを覚えている。ブルースハーツと同様に魂を掴まれた。そこで今まではただの好きな洋楽の良い曲から、『メッージ(歌詞)』の影響ある大切な曲に変わり、良い音楽とは『歌詞(表現者)』で有ると決めた。https://youtu.be/rnuQ9jdqSB8

14歳:完全に洋楽から邦楽(メッージ性が有る)に音楽が変わった。スライダースのコピバンをやっていた親戚の兄貴にテレキャスを貰いギターを手にした。その関係でバンドに興味が出て来た時出会ったのがスタークラブだった。何もかもカッコ良く、ヒカゲの言葉は全てにおいて応援歌であり心の救いだった。https://youtu.be/oommsJaEKIQ

15歳:バンドを組む(スタークラブ のコピバン)と仲間が増える。時はバンドブーム全盛期、BOOWY、ZIGGY、ジュンス、ブルハ、プリプリが大人気、コピバンも表派、裏派みたいな感じになって良く揉めたね(笑)こちらはパンクこそがバンドだ的な感じで…単に女の子が集まらず落ちこぼれの野郎しか集まらない僻を男の音楽に理屈付けて…それでも受験勉強もそこそこにギターを弾いていた。その時発売されたスタークラブ の『rock'n roll rider』は受験生の縛りも有った事でジャストフィットのアルバムだったhttps://youtu.be/eqlkOylrEl8

16歳:共学校に進学し、何処かに合ったバンドやるなら破壊・不良・男くさいバンドでは無くモテたい(カッコ良い)バンドをやりたいなぁと思っているとCOBRAが衝撃的な形で復活する。パンクがあんな形で表舞台に出て来るとは考えてもいなかった、ナオキとPONが居たのも衝撃的だった。迷わずCOBRAのコピバンを組んだ。https://youtu.be/LHUvhxc3IvA

そんな中、(名前は知っていたが聞いた事が無かった)ARBが解散するとDOLLで目にし、聞いてみると一気に点が線になった(ブーススプリンスティーン→ブルハ→スタークラブ →コブラ…)歌詞がまさに魂を掴み、魂をこがした(笑)もうすぐ解散と言うのに一気に遡った、そこでモッズやルースターズも知る事になった。https://youtu.be/JC6cXd1H6_0

17歳:ARBのコピバンを組むべく動き出すも、少し世代が上の為なかなか同級生では集まらなかったが、解散ライブのビデオを貸しまくって共感者を集い何とかスタートした。革ジャンとレスポールが男のバンドと思っていたが、当時では珍しくアコギやキーボードも入れた、昔のパンクバンド仲間からは笑われたが、やりたい事は『伝える事であり、心を掴みたかった』想いだった。https://youtu.be/Yza1qBcaaQI

18歳:小学生の頃から取り組んでいたサッカーがインターハイを目標に頑張って来たが6月に早々に終わり残りの高校生活は11月の文化祭、12月のクリスマス、3月の卒業とバンドをやりきり楽しい高校生活を考えるが、サッカーで必死やり切った感に何と無く後悔を感じバンドとサッカーの選択で、何かをやりきるのも悪く無いと思い再度最後の選手権を目指してサッカーに取り組む。残念ながらそれも終わりを告げるともう文化祭、クリスマスも終わり残るは卒業ライブだけどなる、バンドも無く離れていたので興味は無かったが、ARBの曲は心に届いていたのか、卒業ライブにはARBの曲は必要との声が有り演奏する機会を貰い『さらば相棒』『寂し街から』を大トリでやらせて貰った、機会をくれた昔からの仲間、先生に感謝を感じています。https://youtu.be/oscsI8Ti5y4

19歳〜:社会人になると音楽は聞いても、ライブやバンド(ギター)も少しずつ離れて行く。でもDOLLの愛読と関連してCDを買いながら、色々有った苦しい社会人生活を過ごしていると、ニューウェーブ…ハイスタやモンパチで有る。会社の後輩も聞いてる人が多かった。何だかんだそれがパンク見たいな感じになってきて、パンクを表向きには封印してきたのだか一気に発散すると、久々ラフィンやスタークラブ のライブに行き始める。

25歳:学生の頃と同じ衝動を得る、バンドが現れた。ナオキが加入した新生『SA』で有る。タイセイの迫力(男気)はまさに始めてスタークラブ (ヒカゲ)を見たそのものだったし、色々な経験をして社会人で出会ったSAは全てにおいて完璧だった。何か解放された様にライブに行きまくった。http://www.youtube.com/watch?v=QQvBWnDnWzQ&list=PLfQh-txeTIxdS7KkFFVjTYFV25v2Kd5vm

日比谷野音でのライブ『ARB』『MODS』何より『SA』は一生忘れられないだろう。

長々と誕生日を機に音楽感(出会い)を振り返りましたが、やはり音楽はスピリットなのです。良い曲が売れてる曲では無い(皆んなが美味いと言うならカップラーメンを食えば良い)、パンクは破壊(理不尽)では無く、その人の生き様でありドラマで有る事で、それは他人が否定すべきでは無い(心を掴むに音楽のジャンルは関係無い自由で有る)これからも私は『REAL ROCK』を探し求めるし守り続ける一員として繋いで行きたい。https://youtu.be/z3jVL9TKxjY

私の葬式ではCOBRAのTOKIO RIOTを流す様に遺言してます。多分生き返ると…(笑)