◎ 具体的な例です
*人により性格が違うように現れる特徴は人それぞれです
多動傾向
慣れない場所へ行くと、不安からウロウロしたり走り回る。
興味のある物・場所があると、触ってはいけない事や危険など考えず、パッと親から離れ行ってしまう。叱ってもやめない。
親から離れられない
多動とは逆に、慣れない場所・人に強い不安を感じ、怖がったり泣いたり、慣れるのにとても時間がかかる。
言葉
イントネーションや発音が不自然だったり、聞き取りにくい喋り方をする場合や、場にそぐわない小さい声や大きい声で喋る。
早口だったり、抑揚のない平坦な喋り方をする。
視線が合わない
慣れていない人には、よけい合わせない。横目で見たりすることもある。
同一性を維持したがる
変化に強いストレスを感じ、いつも通りの生活パターンじゃない、予定の急な変更、物の置き場所が変わる、いつもの服や靴じゃない。等で怒ったり泣いたり固まる。
相手に失礼な言動がある
相手の気持ちや状況を察するのが難しいことや、立場を気にしない為、失礼なことを言ったり、思いやりのない態度をとる。
こだわりが強い
好きなことを飽きずに、いつまでも繰り返す。
おもちゃや物をきっちり並べて遊ぶ。
好きな物が部分的だったりする。→商品に付いているラベルだけ…等。
色々な物や情報を集めることに、とても熱中する。
曖昧な表現や暗黙の了解が分からない
『だいたい』や『もしこうなら』が理解できない為、微妙なニュアンスが通じない。
「調子はどう?」と聞かれても、健康のことか勉強のことか分からない。
「おりこうさんにしなさい」…どうすればおりこうさん?
言葉を文字どおり受け止める
相手が、遠回しな表現や含みのある言葉、冗談や大げさに言ったことが分からず、そのまま受け止める。
謙遜や嫌味、おだてが分からない。
パニック
いつも通りや思った通りではない、予想外の事が起きる、熱中している事を中断させられる、嫌いな音を聞いた時 等に、泣きわめいたり、うろたえたり、固まる。
応用や臨機応変が苦手
マニュアル通りにはできるが、応用したり臨機応変な対応は苦手。
計算は早いが文章題は苦手。漢字は沢山覚えられるが長文読解や作文は苦手。
決まった仕事はできるが、予想外の仕事に戸惑う。
視覚優位
耳から入る言葉を理解しづらく、目で見て覚える方が得意。
小さいうちから文字や数字に興味を持ち、覚えるのが早かったり、世界の国旗、何年分ものカレンダーを丸暗記する子もいる。
知覚過敏
音に敏感で、大きな音や声、モーター音、人ごみのザワザワ等が苦手。
味覚が過敏で、食べ物の好き嫌いが多い。
皮膚が過敏で、服のチクチクやゴワゴワをとても気にする。
動作や表情
姿勢が悪かったり、肩や腕の動きが硬かったり、ぎこちなく歩く。
他にも様々な特徴がありますが、以上がよく見られるものです。 又、すべてが当てはまる訳ではありません。
誰にでも当てはまることもありますが、広汎性発達障がいの人は
顕著です。