だんだんと


眠りは浅くなる。


なにかがきになるから。


夢も見えなくなる。


あっという間の眠りの時間。


巨大な真っ白なものが


目の前をずっと通りつづける。


そして


よき思い出も悪き思い出も


すべて持っていってしまう。


次の日の朝は


わたしは別人になっている。




さびついた歯車は


いつもぎこちなく動く。


この時計も


同じようにぎこちない。


わたしも


ぎこちなく動く。


どのあたりに


さびついたところがあるのだろうか。


一つ油を挿せば


すべてがゆっくりと動きだすはずた。



また仕事屋に戻るのか。


その方が確かにわたしらしく生きられる。


でもそれだけでは満足できない。


もっとやりたいことがあるからだ。


思い切り動けるときに一つずつ成し遂げよう。




時間は


無理矢理でもこじ開ける。


わたし自身を守るために


身を休める場所になる。


たっぷり休むのだ。


休んで気分転換しよう。



小さなことを


やりつづければ


必ず次の舞台が見える。


小さなことのなかにも


わずかな進化が必要だ。


必ず次の舞台を勝ち取ろう。