こんにちは😃

今回はZEN展にも展示させていただいた「恋」の作品について



この題材になった和歌

瀬を早み
岩にせかるる 滝川の
われても末に
逢はむとぞ思ふ

流れが早い川の流れが、岩にあたって二つに分かれてしまっても、また一つになり流れていく
恋しい人と今は別れても、また必ず逢いたいと思う


情熱的な恋の歌ですね。

「はいからさんが通る」のマンガの中にもこの言葉が出てくるので、知っている方もいらっしゃるかと思います😊


崇徳院はあまり幸せな人生とは言えなかったようです。
鳥羽天皇の息子として生まれましたが、父の鳥羽天皇に愛されず、天皇に即位しても、実権は上皇が握り、崇徳院は父との対立の果てに保元の乱を起こしてしまいます。
そして、争いに敗れ、讃岐国に流され二度と戻る事はありませんでした。


そんな彼にも恋をした事があったはず、その恋さえ実らなかったのかも。


そんな切ない彼の歌を表現してみました。

彼女の黒髪を川の流れに見たて、彼の身体が岩を、その彼の手によってまた一つになる。

いつもは妖怪を作っている私ですが、たまにはこんな恋の作品も良いなぁと思いながら作りました。