いつも誠実で一生懸命生きようとするジミンちゃん。たった１０年でほとんどタコ部屋のような宿舎から世界のスーパースターになったみんな。めまぐるしく変わる環境の中で正気を保とうとするのはみんなとても大変だったと思います。
それでも今までは7人がずっと一緒だったから乗り越えられたけれど、それぞれ違うことに挑戦してみたくなってきたメンバーもいるし、軍隊というこれまでとはまったくかけ離れた世界に飛び込まなくてはいけない、それも韓国の今までの常識ではどんな大スターでも軍白期の後は人気が落ちてしまうというのが通説。バンタンのものすごい影響力を利用しようとする人々、今までの大切な人を大切にしたくてもお互いの世界がどんどんかけ離れてきて関係がおかしくなったり。
ジミンちゃんの好きな「君に読む物語」という映画がありますよね。これはたくさんの障害を乗り越えて永遠の恋をまっとうした男女のお話。ジミンちゃんは夜の月を見ながら、何百年、何千年と変わらずにこの月は私達を照らし続けてきたのだろう？と考えを馳せるのも好き。
すこし憑依型パフォーマーのジミンちゃんにとってこの仕事は、ただの仕事じゃない、ほぼ自分の世界のすべて、メンバーもみんな大切な家族。ARMYもいつも熱意を持って応援してくれる大切なパートナー。バンタンもすごいけど、ARMYも（色々な人や極端な考えをする人もいますが）たくさんの感動するようなエピソードを生み出すファンダム。
グクちゃんが僕も感動しやすくて、ステージ上でぐっ、とくることがあるのですが、ジミンヒョンはよくそういう感動している様な目をしている、と最近のインタビューで言っていたのですが、ジミンは本当にそう。ステージに立つのが大好きで、よくアミボムの海に涙してしまう。全身全霊で頑張るので、お休みの日は少し廃人になってしまうジミンちゃん。
ナムさんが昔、僕達は自分たちの心の葛藤や不安などを正直にさらけだしますが、それはリアルタイムにではなくて、あくまで自分たちの中でそれが消化できた時点でのみ、と言っていましたが、FACEというアルバムはジミンちゃんの色々な葛藤をさらけ出して消化していく過程を赤裸々に綴ってくれた日記のような作品なのかもしれません。
FACEのアルバムのカバーも波及効果、出来事が物事に影響を及ぼしていく様を表したものだと思います。彼もこれまでのすさまじい環境の変化に影響を受けたり、戸惑うこともあったけど、鏡の向こうに写る自分と真摯に向き合ってこれから色々な不安や、プレッシャーに果敢に向かっていく（FACE your fear)という意志の現れなのかも。
Suchiwita でシャイニーのテミンさんが僕はグループのマンネなので、可愛がってくれたグループのそれぞれのヒョン達の要素が僕の中にある、と言っていましたが、グクちゃんもそうなのかも？ジミンちゃんもだから一緒にいると安心するのかな？もちろんグクちゃん自体本当に純粋で、正直なかわいい弟だというのもありますが。
でもジミンちゃんにジミンペンとして声高に言いたい！大丈夫！みんな待ってる。待ってる間も色々取り巻く世界が変わってきても待ってる。（それどころか愛が強くなってる）
(We)could never let you go Never let you go
