活動本格再開及び、「主体性」を育むことをテーマにした取り組みを行っています。


まず、手始めに『ミーティング力の向上』という部分で“コミュニケーション”の力を育んでいければ、成長できるのでは・・・そんな考えのもと“小さな変化”を起こしてみました。



『主体性獲得の“道”』
への第一歩について振り返ってみます。

 




☆チームリーダーからの発信!
 

これは以前から時々行っていたのですが、練習メニューが始まる前に「キャプテン」から“目標”をチームメイトに伝えるスタイル。


このスタイル…正直、あまり好きではないんですえー
何か…お決まりの学級会のようになってしまいそうで…、キャプテンも「取り敢えず」の目標を伝える…、チームメイトもそれを受け取る。



そんなイメージが強くて・・・。


でも、そこは『まずは、行動を!』ということで、チームリーダーに目標や狙いといったものをチームに投げかけてもらいました。



練習中には、2度程そのような場面を作りましたが、
1回目は、やはり“キャプテンのみ”の発信でした。



ただ、2度目の時には、他の2年生も話していたので「ちょっと進歩?びっくりと実感。



敢えて離れたところからチームを眺め、存在を消してみました。



その方が、チームリーダーも発言しやすいかなぁ〜と感じたからです。



意識したのは、各選手…特に
下級生の表情
“雰囲気”です。


それと話し合いの“時間⌛”です。
女子の場合、場合によって話が長くなってしまい、ミーティングの内容がぼやけてしまうときがあるので。
長いミーティングは、やはり生産性が低いように感じます。


 

☆ハドルの推進!
 

ハドル=円陣です。



ラリーが始まる前には、必ずハドルを組んで意思統一を図ること!という約束のもと実践。


(追求する姿勢を求めたいですね…)

時間がなかったので、1回のラリーを1分30秒正式で行い、休んでいる間はチームでミーティングを実施しました。



2年生のチームリーダーが、積極的に声をかける雰囲気が見られました。



また、ハドルを組むことで、
ちょっとした緊張感も生まれたように感じます。


(試合のような緊張感が出てくると面白いですね。)


でも、遠巻きに見ていると、コミュニケーションの基本“相互の意思疎通”というよりも、“リーダーからの一方通行”って感じが強かったように思います。


 

☆感じた変化…(プラス面)爆  笑
 

チームの統一感といった“雰囲気”を醸し出すことはできていたように感じます。


今回はメンバーを均等に割り振ったこともあり、チームリーダーもいつも以上に考えて話をしていました。


ここまで、ミーティングをすることを推進してきた訳ではなかったので、最初はたどたどしくなるのかと思いましたが、意外とすんなりと行っていた。


思っていた以上に、要求の声が出ていた。(小さい声であったが…)


リーダーの自覚…そんな部分が見て取れた感じがした。


 

☆感じた課題
 

課題・今後の改善点です。



①チームリーダーからの「投げ掛け」(一方通行)がメインのミーティングが多く、意思の交流・相互理解になっていないので、その部分のアプローチを強くしていく。


②多くの選手が、“受け身”の姿勢が非常に強いため、意見の交流ができない。


③「発信者」の、引き出し、キャパといった“方法論”などが少ないために、同じような指示や、要求が多かった。


④抽出したリーダーに対して、ミーティングの方法論や、生産性を生み出す話し合いについてのイメージを持たせるようにする必要がある。


⑤考え、生み出すための“知識”などをしっかりと各選手に浸透させる必要性を感じた。


⑥チームリーダーや、上級生の“熱量メラメラと、下級生、特にB・Cチームの選手の“熱量”メラメラに差があり、意識のばらちきなどが見られた。


(頑張れ!、Bチーム!)
 

☆次へのステップ
 

実際に本日のラリー(5on5)では、『オールコートでのプレス・スクランブルディフェンスを中心に、ダブルチームなどを駆使してボールを奪う』というテーマで、各チームリーダーを中心に取り組みました。


最初に感じたことは、

私…『オールコートのマンツーマンディフェンスからのトラップ』をイメージしての指示。


選手…『2−2−1ゾーンプレスからのトラップ』をイメージしての攻防を選択。



まず、ここに互いの相違が見つかりましたびっくり


その現象から、再度ティーチングをメインとした取り組みで、チーム内の約束事理解を深めることの必要があります。



ゲームのテーマに「積極的にバブルチームを仕掛ける」というコンセプトがありましたが、リーダーレベルの選手は、チーム内では主力選手!



そんな選手達には、それなりのイメージが浮かんだみたいですが、
下級生を中心とした選手達には????って感じだったようです。



『どうやってダブルチームに行くのか?』
『どのタイミングで動くのか?』
など、必要とされる重要なポイントをまずは、
“教える”ことが大切だと実感しました。

 

 



実際に、動画のように『オールコート』でプレスディフェンスをするも、ピックアップも悪く、突破されるケースが多い。




ディフェンスの基本的な考え方や、動き、連動性が“頭”と“身体”に理解されていないので、その部分を強化する取り組みを『時短練習』の中に組み込むことをしなければならないと思います。






まずは、今週…
“コミュニケーションの向上”と、“ミーティング力の強化”を図りつつ、『基本的な約束を理解し』、攻防の中に成長が見られるようにしたいと思います。



もう一つ、時短練習チームがよく取り入れている「映像を利用しイメージを掴む」ということも時間の限り行っていきたいと思います。


(新しいビブスで頑張りましょう!)

こんな感じで、日々進化を目指していきたいと思います。



目指すは 

“主体性を武器にできるチーム”
作りですから!