北京オリンピックも、閉幕し一つの思い出となりました。
最終日には、カーリング女子日本が銀メダルを獲得し、その模様がメディアで放送されていました。
そんな様子を何気に見ていて、日本女子の選手って「可愛いな〜」「綺麗だな〜」なんて思っちゃいました。
というか、今回の北京オリンピックでメダルを獲得し、メディアでよく見かけた女子選手みんな「美しい顔だち」しているように感じました。
偶然にもそうなのか、どうなのか…
『人の“内面”と“表情”』の関係性は、深いと思います。
彼女たちの、“心”が、あの“魅力的な顔だち”を生み出しているんじゃないかと思います。
☆“性格”と“顔だち”の関係性
『心が綺麗な人は、顔だちも綺麗』
これは心理学的に見ると、本当のことのようです。
(1)毎日楽しい!
↓
(2)常に幸せな気分!
↓
(3)ポシテイブな事を考える!<性格>
↓
(4)ニコニコ笑顔になる頻度が高い!
↓
(5)“笑顔”を作る=表情筋が鍛えられる!
↓
(6)にこやかな“顔だち”になる!
こんな流れなんだと思います。
そりゃ~必然的に“良い表情”“良い顔だち”に
なりそうですよね。
以前もミーティングで“笑顔”について話ましたが、
やっぱり顔だちって大切ですよね。
綺麗な顔だちになるためにも、
まずは『楽しいことを考えよう!』
ということが最初に大切なことですよね。
“人”が寄ってくる“人”って
やはり顔だちが良い人のような気がします。
思い出しても・・・
より多くの選手が来てくれるチームを目指す
私達としては、これは大切な要素です。
『運』は『人』が運んでくれるものって
よく言われますもんね
向上心があり!
バスケットが大好き!
そんな選手がたくさん集まるのが理想です。
そして、そんな私達の姿を見て
「バスケットって面白そう!」
「バスケットって楽しそう!」
そして
「バスケットやってみよう!」
という流れを巻き起こすことが“夢”です。
☆“ドリアン・グレイ効果”
ドリアン・グレイ効果とは、心理学分野では、よく耳にする心理学用語です。
『ドリアン・グレイの肖像』という“小説”をもとに作られています。
この小説は、主人公であるドリアン・グレイが、酷いことを繰り返していくと、自身の肖像画も醜く変貌していくという内容です。
最初は、綺麗だった彼の肖像画が、彼の心(性格)の変化に伴い、醜くなっていくわけです。
ドリアン・グレイ効果は、この小説に由来する心理学用語と言われています。
このドリアン・グレイという青年は、とても美しい青年で、その肖像画も綺麗で気品ある顔だちのものでした。
しかし、年齢を重ねる中で色々な体験から、傷つき、心が荒れていきます。
そんな心が、彼を悪事に導き、色々な悪いことに手を染めてしまいます。
それに伴い、肖像画もどんどんと醜いものになっていきます。
そして、最後には数奇な死を遂げるといった内容の小説です。
☆性格と顔だちの関係性を調べた調査
“顔だち”と“性格”の関係性を調査した人がいます。
(さらにすごい心理学!<内藤誼人著>より)
ブランダイス大学のレスリー・ゼブロウイッツさんが時間を掛けて追跡調査をしたそうです。
調査対象者の“子ども~60歳”までを
追跡調査するというもの。
被験者は、
①一定の年齢の時に、性格テストを受ける
②テストを受ける際に、顔写真を撮影する
というものでした。
「性格テスト」と、
「定期的に撮影された顔写真」をもとに
『性格によって、顔だちに変化があるか』を
調べました。
結果は・・・
やはり『ドリアン・グレイ効果』が見られました。
『性格テスト』で“攻撃性が高い”
↓
『数年後』少しずつ“不機嫌そうな顔”に
『性格テスト』で“悲観的と判断”
↓
『数年後』“悲しい表情の顔だち”
という調査結果になったそうです。
☆「男性」と「女性」の違い
しかも・・・
ドリアン・グレイ効果が見られたのは
“女性のみ”だったようです
反対に、男性は
「顔だちが、性格に影響している」ことが
分かりました。
イケメン男子は、小さな頃から陽気で、自信に溢れ、社交的な性格になっていく傾向が見られたようです。
もしかしたら、顔だちの良い男の子は小さな時から「期待」を掛けられていることが多いのかもしれませんね。
【ピグマリオン効果】の影響かもしれません。
そう考えると・・・
“環境や周囲の影響を受けて
成長していく男の子👨”
と
“経験や体験などを経て「内面の影響」
を受け成長していく女の子👩”
なのかもしれまん。
確かに、男子も、女子も指導した経験が
ありますが、何となく分かる気もします。
時に女子の選手を見ていると、
“あれっ!なんだが綺麗になったかなぁ”
(変な意味では、決してありませんよ😆)
とフッと思う時があります。
よく見ていると、
『プレイの向上』が見られる…
なんてこともしばしばあったりします。
改めて、自分の指導方法を見直すきっかけになる内容です。
☆“理想の顔だち”と“理想の性格”
“性格”と“顔だち”の関係性、なかなか面白いと思います。
しかも、男女でも違いあるということも発見です。
うちのチームは、『女子バスケットボール部』
ということで女の子しかいません。
ということは、彼女の“顔だち”“表情”が素晴らしいものであればあるほど、チーム状況はGOODということ!
その“顔だち”“表情”の裏には、
“満たされている心がある”
ということですから。
日常、色々なことを感じ、考え、心が揺れ動くのが人間です。
しかし、高校生といってもまだまだ成長段階の選手たち。
問題に対して自分一人で解決していく…
確かにできる選手もいるでしょうが、やっぱり“できない”選手がいるのが当たり前です。
そんな時、素早くキャッチして、その心をサポートしてあげられるような感性を持った指導者になりたいと思います。
「魅力的な顔だちを獲得」させてあげられるような導きができるように、もっと、もっと勉強しなければならないですね。
子どもたちの未来、その可能性を最大限に広げて行くことができるように頑張っていきましょう!