地球温暖化による異常気象は、世界各地で想定をはるかに超えた頻度で発生し驚かずにはいなれない。火・水・風による被害が、いつ何処が、どのような災害に、さらされてしまうのか見当もつかなくなってきている。自然災害の被害の大きさも従来の記録とは比べようなない規模に発展しだしたいま、現状に合わせた自然災害の対応策を早急に再構築する必要が求められてきている。
今年一月7日にロス近郊で多数同時発生した火事は三週間も燃えつずけ、特にマリブとアルタデナ地区で甚大な被害だしてしまった。この「サンタナ・ウインド」による山火事は、いまだに大きな爪痕を残し、復興に相当に期間をようするな南加にとって歴史的な惨事となってしまった。
まだ記憶に新しいハワイで起きた「ラハイナ火事」の惨事の時と同じように、「強風」と頼みの綱の「消火水不足」という悪条件が重なって大惨事に発展してしまったと報告されている。どちらの惨事も「消火水不足」がネックになっている。
山火事の傷跡がいまだ生々しく残るなか、再起に向けて付近住民は懸命な努力を重ねている。そんな中、今年も迎える水枯れの夏。再び同様の事態に陥らないような対応策が具体的にしっかり整えられているのか、今後のリスクマネージメントやクライシスマネジメントの有りようは万人の重大関心事である。
強風のなかで水不足と闘いながらのはかどらない消火活動を見ながら思たのだが、慢性的に水不足が懸念されているのならば、「消火水」に頼りきりで致命的な被害を出してしまわないよう、従来の「貯水量」だけにたよる消火活動から脱皮し、臨機応変に「湖水・海水・河川水」といった、最寄りから調達可能な「自然界のワイルドウオーターを非常時に活用」し、大規模な「空中消火」するなどの対策と「機動力」を検討し備える機関があってもよいにではないのかと考えた。
住宅地での消火もそうだが、今自然界で多発しだした大規模な山火事の消火活動も今後の課題になってくる。
水や風による被害は局地的な場合いが多いけれど、大規模な森林火災になってしまうと、煙に汚染された空気が、気流にのり世界の隅々にまで風に乗ってやってくる。