歩む* 引きずってたって何も始まらないから、 今まで通りまっすぐに走って行く事は出来ないから、 僕は空を見る。 雲ひとつないまっさらな空だった。 まだ我武者羅に走ることは出来ないから、 今まで通り自分を信じていけないから、 僕は後ろを見る。 微笑む友人がいるだけだった。 なぜかは分からないが、それだけで安心した。 なぜかは分からないが、それだけで一歩進めた。 僕は前を見る。 ただ少しだけ前に進もうと思えた。