【謹 行】 修証義(6)当に知るべし今生の我身二つ無し、 三つ無し、 徒らに邪見に堕ちて虚く悪業を感得せん、 惜からざらめや、 悪を造りながら悪に非ずと思い、 悪の報あるべからずと邪思惟するに依りて悪の報を感得せざるには非ず。 まさに知るべきである。今生の我が命は二つとない、 三つとない。 間違った見識に陥り悪しき報いを受けることがあれば、 惜しんでも惜しみきれない。 悪をなしても悪ではないと思い、 悪しき報いなどあるはずもないと誤って思っても悪しき報いがないことはない。