こんにちは。


「10年20年のお付合い」の
超インドア派
住宅リスクバスター福原です。




大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
マイホーム購入・マイホームづくりの「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。







久しぶりのスター誕生です。





といっても、たんなるスターではありません。





哲学・思想界のスターです。






最近、本屋に行くと、
大きな分厚い図体で、
平台を占領しているものがあります。




その名は、
トマ・ピケティ「21世紀の資本」




フランスの経済学者が書いた
4000ページ以上もの
難解で重厚なこの本が、





なぜか売れてるんだそうです。






アメリカでは異例の大ベストセラー






日本でもかなり話題になっていますね。





私も本屋でパラパラと立ち読みしてみました。
しばらく読んでいると、





結構、重量があるので
まず、腕がつかれます・・・。






で、内容はというと・・・





思ったほど、難しくはなさそう!





だけど、





思ったほど、面白くない・・・。





うーむ・・・。




所詮、立ち読みなので、
正確な内容を表現することはできませんが
もれ伝わる情報から推測するに、





資本主義は、
構造的に、
所得格差を生み出す




ということを
膨大な経済データで証明してみせた






という感じみたいです。





そして、





それを改善するためには、
お金持ちへの課税を、
世界共通で強化しよう!





というメッセージ性もあるようです。





格差社会は、日本だけでなく、
アメリカでもかなり深刻な問題らしく、





それがウケているみたいですね。




という意味で言えば、




今回の「相続税」の改正(というより増税)は、
ピケティの主張を先取りしていると
言えるかもしれません。





しかしながら、





今回の相続税は、
大金持ちではない人からも
税金をとろうともしているので、





ピケティの主張とは、
少しズレちゃっていますかね。





いずれにせよ、まずは、





自らのことは、自らで守る。





この姿勢でいきましょうね。





さて、その相続税の話の続きです。




不動産の相続税の評価はどうするのか?
というお話を、前回いたしました。




その手順を、いかに記します。






1.不動産のリストをつくる
2.土地と建物に分ける
3.土地の評価額を計算する
4.建物の評価額を計算する
5.「評価減」や「控除」について確認する






5の「評価減」「控除」以外は、
わりと単純ですよ。




まずは、
1.不動産のリストをつくる。




方法はいたって簡単です。



それは・・・




親御さんに聞いて下さい。



「うちって、不動産どれくらい持っているの?」



教えてくれなかったり、
覚えていなかったり、
そういうこともあるかもしれませんが、





「相続税の法律とか、いろいろ変わったから、
 一応調べておいた方がいいと思って・・」





という感じで、直接聞くのが一番です。




ダメならその時考えましょう。





今日はここまで。




それでは。