こんばんは。



「10年20年のお付合い」の
超インドア派
住宅リスクバスター福原です。




大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
マイホーム購入・マイホームづくりの「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。








広島の土砂崩れのニュースが、
とても気になっています。





とても大きな災害になってしまいました。





山の造成の状況だとか、
くわしいことは全くわからないのですが、





被災した地域が、
土砂災害警戒区域に指定されていないとの報道をみて
とても驚きました。




広島県といえば、
1999年に、俗に言う「6.29災害」において、
大きな土砂災害がおこった地域。




この災害をきっかけに、
「土砂災害防止法」が制定されたんですよね。





そして、全国で「土砂災害警戒区域」の指定など、
行政による災害対策がすすんでいたはず。





なのに、当の広島が・・・・。





データベースを見ると、
広島県の「土砂災害危険個所」の数は、
全国1位。





なのに、
「土砂災害警戒区域」の指定は、
まだ半分にも遠く及ばない。





同じ瀬戸内でも、山口県はすべて指定完了。
岡山県もほとんど指定が進んでいるのに・・・





建築行政は、様々な法規制や対策をしているはず。

それにそって、土木・建築工事をおこなっているはず。





そう思って
この地域に住まいを構えた人だって、
きっといるでしょうに・・・。




残念でなりません。





あなたのマイホームの
災害対策はいかがでしょうか?







あなたがすぐにできる災害対策は、
まずは「考え方」を持つ、ということです。




それはどういう考え方かというと、






「自然の力は、常に人智を超える」







今回は「避難勧告」なども
遅かったらしいですね。





われわれ住民は、
こういった自然災害を他人事とは思ってはいけません。





もしも、自分達が自然の猛威にさらされたら
どうやって逃げるかを考えるのです。






自分なりの、自分達家族なりの
避難の基準をつくっておくべき
だと
そう思います。




だれかを非難したり、
責任追及を声高にさけぶのも重要ですが、





まずは、自分たちにできるところから。





痛ましすぎるニュースにみながら、
そう思いました。










亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
ご遺族や被災者の方に心からお見舞いを申し上げます。







それでは。