昨朝、目を覚ました私はいつものように寝室の時計に目をやった。2時を少し過ぎたところだった。だが、それにしては明るい!?

ベットから降りて携帯を見ると4時28分と表示されている。もう一度寝室の時計を見ると針が動いていない!4時28分に目が覚めたのは本当にラッキーだった。電池を交換しなければ、と思いながら携帯の目覚まし機能をセットしてもうひと眠りした。

(寝室の時計)(飾り?)

寝室の時計は2年程前に夫の先輩から頂いた時計が壊れてしまったので買い替えた物だ。何故か長針と短針が引っかかって動かず、秒針だけが動く状態になってしまったのだ。愛着があったのだが、寝室の時計は正確でなければ困る。夫は「一日二回だけしか合わない時計」と言っていたが、なるほど秒針は動いているので、一日二回だけは「その時刻」を指していた。

いつの間にか秒針も止まり、完全に「装飾品」となった「先輩の時計」は殺風景な脱衣場兼洗面所に今も掛かっている。

(リビングの時計)

必要不可欠な時計はリビングの電波時計だ。私はこの時計に頼って生活している。5年程前までは結婚時に頂いた四角い時計が3度の引っ越しを経て、このリビングの壁に掛かっていたのだが、震度3くらいの地震の揺れで私の見ている前で高さ2mの位置から床に叩きつけられて壊れてしまった。東日本大震災の揺れにも落ちなかったのに。床には時計が叩きつけられた時の傷が残った。ショックだったが、リビングに時計がないと不便なので、翌日イオンで今の時計を手に入れて来た。以来、正確に時を刻んでくれている。

単3電池1本を入れ替えた寝室の時計は元気に?正確に動き始めた。また2年くらいは動いてくれるだろう。もし止まった時、私は夜明けに起きられるかな?