ゆうたさん、2泊3日で検査入院してきました。
胃食道逆流症の検査です
●上部内視鏡検査
逆流でどの程度食道が傷んでいるのか観察
●食道内圧測定検査
逆流防止機構の働きを評価
●24時間pHモニタリング
センサーがついた管を食道、胃に入れた状態でデータをとり、日時生活の中で胃酸の逆流がどの程度あるか観察
食道、胃造影検査は外来にて検査済。
何と言っても、初めての全身麻酔なので不安でした
ずっと、挿管したら抜管は難しいかもしれないと言われていたゆうた。
それなら敢えて今検査しなくてもいいんじゃないかとこれまでやっていませんでした。
今回検査することにしたのは、
○気管切開、喉頭分離をすると決めたので、手術前後の消化器の状態をきちんと比較するためと、もし抜管できなくてもその時はその時だと覚悟ができたこと
○胃瘻、ニッセンも考えているが、もう一つの病院ではニッセンが難しいと評価されている(造影検査のみ)のでこちらでも評価してほしいため
○一度全体を評価して、今後の手術の方向性を決めるため
ゆうたの呼吸がずっと楽になること、嘔吐がなくなること、筋緊張が減ること、もちろん全部そうなったらいいけど、少しでも良い方向に向かってくれたらと思い検査をすることにしました
初日、ゆうたさん絶好調で入院
午後入院でこの日は特にやることもなく。
明日のために体力温存…夜間付き添いはしなかったので、ちゃんと寝てくれるかが心配でしたが大丈夫だったそう
2日目、検査は正午からで朝6時から注入ストップ。
9時から面会開始で、行ったら私の顔を見てにこ〜っ
検査前もご機嫌で過ごしていました。
そしてお呼びがかかり、手術室へ…
ストレッチャーで緊張した様子のゆうたを見て、途中まで見送る時泣きそうになった
検査なんですけどね…
PHSを渡され、1時間くらいを目安に戻ってきてくださいと言われ私は院内でお昼を食べに。
何をしていても気が気じゃなかった
そして約1時間後に電話がきて、ゆうたが病棟へ戻ってきました。
もう目は覚めていて、でも麻酔の影響でまだぼはーっとした状態。
点滴と酸素3㍑で帰ってきました。
定時薬の、抗てんかん薬と緊張をとる薬をあげて、また1時間ほど眠りました。
そして始まる
嘔吐の嵐。
目が覚めてから、麻酔の影響なのかチューブがもう1本入った刺激なのか、突然の嘔吐
しかも茶褐色でコアグラ混じり。
量も片手いっぱいくらいを何度も何度も。
熱も上がってきて、38℃前後をフラフラ。
まさか誤嚥した
変な咳もしてるし、音にも過敏になってる
注入どころじゃないので、その日の晩は点滴のまま様子見に。
夜間はクーリングと適宜お薬を使ってもらうことに。
翌日、退院の予定だけど絶対に無理だろうと思って面会へ行くと…
本人はケロッとしていました
熱なし、嘔吐なし、注入も大丈夫。
え〜〜〜何だったの
完全に、いつも調子悪くなって入院する時の様子だったけど
昼過ぎにはセンサーチューブ24時間留置も終わり、無事にチューブを抜きすっきり。
pHモニター…前日は見事にグラフがガクンと落ちまくり。
最終日は落ち着いていたので、わりと普段の生活に近い状態で測定できたんじゃないかな。
今回、モニターとゆうたを一緒に見ていてわかったのが、突然落ち着きなく動き出したり力が入ったりするのは、逆流している時だということ
オエオエしている時ばかりじゃなかった
これは不快だよね…力も入るわけだよ
検査結果は月末に聞きに行くけど、そういうのもわかって良かった。
嘔吐よ、、、なくなってくれ
何はともあれ、おかげさまで予定通り退院することができました
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます
ではでは。