先日、昔から知り合いの地主さまとお会いし、小一時間お話ししておりました。
その方との出会いは10年近く前です。
まだ高校を卒業したての駆け出しの私は銀行からの依頼で、
「この方はもう持っている土地を売却しなければ競売手続きになります。」
という段階で、当時はお父さんもお母さんも絶望されていました。
先祖から受け継いだ土地を泣く泣く売却していき、
お父さんは体を不自由にされていて働けなく、
生活のためにとお母さんは朝早くから働きに行かれていました。
つらい状況の中でも僕が会いに行くと明るく振る舞って下さり、
いろいろなお話しをして頂きました。
数年で銀行に完済しましたが、その間にお父さんはご病気で亡くなられて、
完済後もお母さんはしばらく引き続き仕事に出かけていました。
やはりしんどく苦しい時期でも明るく振る舞ってくれるお母さん。
2年前には圧迫骨折をして身体も調子が良くない日が続いてました。
が、先日半年ぶりにお会いしたら、
ものすごく明るく元気に生活されていました。
話を聞くと、ウォーキングを始めて少しずつ体の調子が良くなったり、
娘さんとお孫さんと県外に買い物に出かけたり、
以前とは比べられないほど生活にハリが出ているようです。
お財布にも少しゆとりが出来て、楽しんでいるお母さんを見ると
僕も嬉しくなる。
僕たちの仕事は人の暮らしを劇的に変えられる仕事なんだと改めて実感しました。
高く売れたとか、何件契約出来たとか、そんなことばっかで主張したがる業界だけど、
こうして身近な人が、苦しい思いをしていた人が笑顔になれる、そういう素晴らしい仕事だということを
これからも信じたいしブレずに行きたいなと再確認できたホッコリする一日でした。

エスト・イノベーション▶︎
http://www.est-i.net