数年前の春。 






急性アルコール中毒で

運ばれてきた大学生。 




こっちは先生たちの声

漏れ聞こえただけだけど、

救急車の中で亡くなったらしい。 





気の毒になと思いながら

自分の処置が終わったので

待合室に出たら、
 




亡くなった学生さんの友人が

大声で泣いたり喚いたりしてた。




『○○がこんなに飲ませるから』とか、 

『こんなことになるとは

思わなかった』とか、 

『アイツが飲むって

言ったんだ』とか。 





でもさすがに途中で

亡くなった学生さんの

ご両親が来た時はシンとして、 

何人かは土下座して謝ってた。 




そのうちそれぞれの親が

駆けつけてきて、

待合室は更に大混乱。 





病院スタッフが慌てて

学生さんのご両親以外は

全員外に出ろ!と注意。 





すべてのやり取りを

ぼんやりとした顔で

見てた学生さんのお母さん

目に焼きついてる。 キョロキョロ




その場で泣いたり喚いたり

してない分、

なんかこっちの胸まで

痛くなった。 





🍺強要したのか、してないのか

が議論になりそうだった。





酒は怖いと、心から思った

深夜の出来事。






END