久方ぶりに更新する気分になりました。
やっぱり、仕事を始めると理路整然と語ることが大事だと感じる機会が非常に増えました。そのために、ブログを更新しなおして、理路整然と語る、話す練習をしようという魂胆も含む訳ですw

さて、本題ですが、2015年シーズンも終わりまして、阪神タイガースは3位となりました。しかし、試合内容は到底3位のチームが行う内容ではありませんでしたね。得失点差がほかの球団と明らかに違うなかで、よく3位になれたなという印象です。

1位ヤクルト:56
2位巨人:46
3位阪神:-85
4位広島:35
5位中日:-34
6位DeNA:-90

上記がセリーグ各チームの得失点差ですが、阪神はこれで9月上旬まで首位争いをしていたので、よく善戦したほうではないでしょうか。ただ、もはや伝統ともいえる秋口の失速により、3位に転落。しかも3位争いをしていた広島が最終戦で負けてくれたため、棚ボタ3位というところまで転げ落ちてしまいました。
まあ凝りもせず毎年同じ転落を見せてくれるものですねw
それを是正しなければいけない。そうするためには、まず球団が変革を起こさなければいけない。僕はずっと考えてきてtwitterとかで発信していたのですが、今回ついに実現しましたねえ。遅いですが。

そもそも組織の中で、GMや首脳陣の責任がこのチームには見えてこなかったんですよね。例えば、二軍打撃コーチの八木さんは、09から6年もコーチを担われていらしたけど、一軍で通用する若手を一向に育て上げられない。その中でなぜか八木さんは解雇されなかった。これはあり得ないですよ。責任があいまいな組織では、やはり危機感も薄くなる、と。
基本的な球団の責任は、
選手→首脳陣→スカウト→フロントとなっていきます。1番責任という部分で軽い「選手」は人数も多く、自由契約になる人も多くなります。その中で、何人か選手が入れ替わり、それでも活躍できる選手を育てられないならば、そこで首脳陣の指導力が問われる。そして、何人かコーチを変えてもだめなら、スカウト力が問われる。
今までは選手とごく一部の首脳陣だけが責任をとる形でした。つまり何人かは結果を出さずして、球団に居続けたコーチがいたわけです。それを今回、金本新監督を迎える体制を整えるため、改めた。恐らく来年が本格的に阪神の変化の年になると思います。金本さんは本当に大変だとは思いますが、なんとか戦い抜いてほしいですねー。

個人的には、戦術面より、選手起用を注目して見たいですね。
特に鳥谷、メッセ、藤浪、福留などの主力は、藤浪以外ほぼベテランの域に入っています。いかに彼らを休ませながら戦えるか。僕個人的には、毎年の秋の失速は、中盤に選手に無理をさせすぎたツケが来ているものだと考えています。鳥谷のフルイニングや、メッセの中盤戦での中4日連発など。そこにいかに新しい戦力を登用できるかがカギでしょうね。

そういう意味では、ドラフトでどんな戦力を獲得できるのか。これは本当に重要。
東海大相模の小笠原君や青学の吉田君に注目しているので、彼らがどのチームに行くのか、いろいろ楽しみです。

ということで、金本新監督、これからよろしくお願いします。