スタメンをいじり、1番マートンにした結果、還す人がゴメスしか期待できない状況に。
1番マートンで成功した2010年は、3番鳥谷、4番新井、5番ブラゼル、6番金本らがうまくランナーを還していたので、マートンは還す仕事をする必要がなかったわけで。ただ、今年の現状では、鳥谷が不調で新井、福留は全盛期当時より衰えが伺える。主力がこの状況では、いくら1番マートンが出塁したところで、得点を挙げることは極めて難しいと。

まあ言ってしまえば駒不足なわけです(苦笑)しかし今から戦力アップは叶わない、ならば、もう一度原点回帰しようじゃないかと思うんです。

当初2014年シーズンは西岡の勝負強さを買い、また鳥谷の出塁率の高さを買って、1番鳥谷でスタートしました。現状打ててはいませんが、選球眼は相変わらず良い。ならば1番鳥谷で出塁してもらう。
次に2番ですが、タイプ的に上本となりがちですが、意外とバントが下手だったり、シーズン当初見せていた右打ちがなりを潜めてしまったいる。打つ際に伸び上がるように打ってしまうので、アウトローの変化球に対応できにくくなってしまっている気がするのですが、直球を引っ張り込むことはできると。2番としては、やはりランナーを動かして、バットに当てるプレーができる方が望ましいので、変化球の対応に苦しんでいて、空振りが目立つ今の上本を2番に置くのは、少しどうかなと思います。
それならば2番は今成にする。今成なら引っ張り込むこともできるし、バットに当てる技術が高いことで、ランナーを動かすこともできる。
そして3番はマートン、4番ゴメス。ポイントゲッターの2人を並べ、なんとしても上位で点をとる。
5番からは、クリーンアップではなく、もう一度1番から始める意識を持つ前提で、上本を置く。底は脱した感があり、速い球を引っ張り込むことはできる。打撃スタイルは変えなくても、現状の鳥谷よりは還す能力があると思います。
6番は福留。全盛期からはやはり程遠いですが、最近はやっと直球に振り遅れる姿も減り、センターから左へ素直に打ち返す打球が増えてきました。バントも打撃技術は高い選手なので、上手い。ベテランの経験にも頼りたいところなので、なんとしてでも残りは打ってもらいたい(笑)
7番は狩野かハヤタ。もしくは二軍から緒方か森田をあげる。長打を期待したいところですが、今の阪神にはそうそう名前は出てこないのが現状。それならば、現有戦力の中で、長打を打てそう若しくは流れを変えるラッキーボーイ的存在を…!そういう意味で狩野、ハヤタ、森田、緒方あたりをあげました。
8番は梅野か鶴岡になりますが、藤井の状態はどうなんですかね?ここ1番で、しばらく見ていない藤井を出すことで、いつもと違うリードを引き出す。それも立派な戦術ですから、8番藤井もありでしょう。打撃面では期待できない3人ですし、なんとか各々の色を出していってもらいたいですね。


また今日、西岡も帰ってはきましたが、二軍で守備についていないとのことなので、しばらくは代打からの途中出場で守備に入る形で調整させる。残り10試合を切ったあたりから状態をみつつ、西岡をスタメンに入れて、CSの形を考えてみる。とにかく怪我の再発を防ぐことが第一なので、必ず無理はさせないことを念頭に置いて欲しいですね。



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