映画・演劇に出会わなかったら。

映画・演劇に出会わなかったら。

今までの観劇してきた演劇について、これから観劇する舞台について
映画について書いていこうと思います。
あと、普通の事も書きますw
なにかしら、誰かの出会いになればいいなと思いながら書いてます。

Amebaでブログを始めよう!
ブログというものは、んも。嫌いだ。
データはすぐに飛ぶし、字体は急にかわるし。
しかし、便利だからな。こやつと付き合うのは少しばかり難しい。

はいどーも。
更新してなかった安斎です。
でも、自分なりにこう短距離,...。短いスパンで更新すると、
支離滅裂、誤字脱字満載になります。
よろしくお願いいたします。
さっきから、メルマガしか来ないケータイがばーばー言っててうるさいです。
関係ない話は置いといて。

今日は、3か月以上前に観劇したw
大人計画 シアターコクン
12月5日~30日
キレイ‐神様と待ち合わせした女‐
について少しだけ書かせていただきたいと思います。

この作品は、14年前(観劇した当時)の舞台を再々演した作品で...。
あ、しってる。じゃ端折ります。

14年前かぁ、まだ大阪にいたころです。当時は知りもしない大人計画。
この1年後くらいには、「エロスの果て」を見ているのですがw

さっそく本題にはりますか。
まず、ケガレを演じた 多部未華子さん。
初演の奥菜恵さん 再演の鈴木蘭々さんに負けない演技力と歌唱力を
見させていただきました。(上から申し訳ない)
つぎに、小池鉄平さん。
結構声がかすれていたかなと思いますが、阿部ハリコナに負けない
愛くるしさを感じました。
これ、書いていったらきりないので、
吐夢さん、友一さんのことを書いときます。
むしろ、彼らをメインで楽しみにしていたわたくしですが。
やはり、14年前とはすこし違う味のある感じがしました。
まさか、井口さんの役を吐夢さんがやるとは思わずに。
てか、このお二人、舞台に出ずっぱりでしたね。
早着替えだ、なんだと大変そう。
と、思う反面 わたくし、すごく得をした気分でいっぱいでした。
このお二人を同じ舞台でみれるとは、ウェルカムニッポンぶりですから。
どんだけ待ち望んだことやら。
しかし、吐夢さんのアハハン節 友一さんのここにいないあなたが好きを聞けて
大満足です。

もう、ここらへんにしておきます。(なぜか、阿部サダヲさんはガン無視ですw)

一つ思ったのですが、この作品、自分が大人になるにつれて
いろいろと理解していくなと思ったのですよ。
最初に見たのが(DVDで)、18歳とかそこらだったのですが、
最初はケガレ,,,おい!って思っていたのが、
だんだんと、こうでもしなきゃ、生きていけないんだなと同情したりとかなんだか、
そしてなぜだかリアルに感じて、他人事ではないような気がね、芽生えまして。
うまくまとまらない!複雑!
しかし、松尾さんは地下に子供を監禁するお話がお好きですね。
ふくすけも エロスも 監禁されてましたね。
じゃ~10年監禁されたらどうなるのか。
想像がつきません。

こんな簡単なことを書きたいのではない!
少しずつ書いていきますね。

まず、キレイは、アップテンポな劇中歌は多いのに
内容がエグイ。
陽気に歌って、ひどいこと言う。
笑いながら、罵倒するみたいな感じ。

ここにいないあなたが好き なんてもっともそう。

人間とは多面体であって、クジラを保護した同じ手で
便所に嫌いな女の電話番号を書いて。
2千円でやらせる女とかそれなりに味はあるけれど
せめて恋くらい キレイにこなしましょうね。

うん。リアルだよね。すごく。
本音がここに詰まっているような。
あ、再演までの歌詞をかいてしまったがいいか。

しかし、歌に乗せると、ちゃんと聞いてないと内容がわからん。
聞き流すまいと集中するから
終演して、うわ~やられた!楽しかった!っていうようり
なんだ、この疲れは。と思わされるほどでした。
でも、それは、リアルな世界にもせねばならんことですね。
いいこと言ってそうで、ほんとはデタラメしかなくて
だから、みんな聞き逃していて。
そして、日本の経済や政治は破滅になるんだよ。
と、なんでか、この舞台を見て思わされたのです。

おっと、話がずれた。

しかしまぁ、キレイは生でみるべき舞台ですね。
セットもかっこいいし、なんだろう、あ、14年前。と
知りもしない居もしない、中学校にきたみたいな感覚。(意味が分からんがそういうことです。)

欲を言えば、阿部ハリコナをみたかった。
アハハン節でおどる、阿部ハリコナ 宮藤ジュッテン
そして吐夢様の3人が見たかった。

でも、それはそれ~これはこれ~割り切って辻褄あわせ!
ですね。
今回も、本当に面白かったし、どうにもこうにも舞台に上がって
歌いだしたかった客席での私。
チャンスがあったのであれば、オーディション行けばよかったと
後悔する私。
でも、プレーヤーにはなれやしないので、ここにいる私と
あ、、、、、もっと話がずれている。
戻そう。モドソウ。

キレイは、
マジシャンから逃げ監禁生活の自分と記憶を置いて、外にでて
いろんなものを改めて知っていく少女の成長の話。
外では、お金の良さ、戦争の儚さ、世間の矛盾、そして恋を覚えていく。
ケチくさく、いじらしく、彼女はだんだんと外の人に染まり、地下室の自分を思い出していく。
ケガレと名乗る少女はいったいどの自分と記憶を、地下室に置いてきたのか。
ストーリが進むにつれ、心苦しく思い知らされる。
彼女がいう神様とはなにか...。

この舞台に注目してもらいたいのは
彼女が出会う人々は、奇妙でだけど、優しくて、弱くて、強い。
また、ケガレも存分に弱いということ。
一言いえば、みんなに1つ以上かわいそうってなところが見え隠れする。
そしてもう一つ、真逆のフレーズがキーポイント 
損をした、得をした。っていような。
なにが、表で裏なのか。

自分が何者なのか、思い出しそうになるが努力してすべての記憶をなくしたケガレ
表では偽善を売って、裏ではお金になることをやっているカスミ、
戦争が反対なのか。賛成なのかわからず、旦那の帰りをまつかぁちゃん
天才の家計に生まれたのにスズメバチに脳さされてバカになったハリコナ
目は見えるが、本当を知りたいくないから目をつむり続けているジュッテン...

そんな人たちが、繰り広げられる世界には
リアルな現実でもあることではないかと考えさせられるほど。

あなたの表裏は?そう問いただされているような。
そんな感じ。

ここから、文章が書けず、煮詰まっていました。
なぜだか、この舞台の感想を書くのって本当に難しい。

好きなんですが、かけない。
言い表せない。うまい言葉が見つからないのオンパレード。

んも、ダイズ丸の話をして、今回は終わりにしますw

ダイズ丸。
この舞台のキーパーソンだなと思います。
ダイズ丸は人間の為に作られた、ダイズ兵の一人。
人間の為に戦い、死んでしまえば、人間の食糧になる。
そんな、儚い人生。

でも、ダイズ兵たちもそれを望んでいて、
賞味期限の内に食べてもらうことを幸せに感じている。
しかし、ダイズ丸は他とは違いだんだんと「生きる」ということに欲がでる。
そして、もう一つみんな違うことがある。それは「性器」がついているということ。
それがあるからか、生きることをどんどんと欲したのではないか。
そして、人間らしくついているのであれば、こどもを作りたい。という感情もみえてくる。
でも、完全な人間にはなれず、だんだんと、腐っていくからだ。
だけど、愛する妻や子供ができ、幸せなダイズ丸。
結局、彼は腐りはてバケモノみたくなってしまうが、家族を愛し、守り、真剣に生きていく様を
見せてくれる。
一番キレイだったのは、彼だったのではないか。
そう思わされました。
阿部さん最高でした。

もう、ご勘弁を~。
また、書きますw







仕事も落ち着いたので、映画の話をしたいと思います。
今回は、前々回に少し書いた、「トム・アット・ザ・ファーム」の話。
ネタバレです。

あらすじ
ある日、トムという少年がカナダ東部にあるケベック州の
ある一家が経営している酪農場へやってくる。
彼は、ここの次男坊であり、
そして突然、帰らない人になった恋人ギョームの葬儀に出席する為に来た。
しかし、葬儀に出るだけでは終わらない。

トムの嘘に救われるギョームの母親アガット。この一家に対する、周りの対応や反応。
この家族にはどんな秘密があるのか。そして、問題の兄フランシスとは。
葬儀に訪れたトムがきっかけで始まる、人間のリアルをついたサイコサスペンス。
心理から来る恐怖と暴力からくる支配の末には...。

グザヴィエ・ドラン監督作品を見るのは
「わたしはロランス」「胸騒ぎの恋人」に続いての3回目。

私的に、ドラン監督の作品はゆっくりとした作風だと感じていた為、
以前までは、ところどころウトウトしてしまうところがあったのですが、
今回のトム・アット・ザ・ファームはしかと目に焼き付けてきました。
たぶん、原作者がナダで人気劇作家ミシェル・マルク・ズシャーだったので、
ドラン節が少なかったからか...。むしろ、私にはこちらの作風が合うようです。

こちらの作品では、トムがフランシスに支配されている感が
ひしひしと伝わってくる。
そして、恐怖もあるが、なぜか、そこに恋愛も見え隠れする。
なんだか、うわ!え?なによ みたいな。
まぁ、トムの気持ちもわからんでもない。
気に食わなきゃ暴力を振るうフランシスに恐怖を覚えたとしても、
ギョームと同じ血が流れている。
突然恋人を失ったトムにとっては、声や匂いが似ている兄を
少し気にかけてしまうのも仕方ない。
しかし、フランシスは確実に
オカシイ!
もちろん、トムは気づいているし、最後までそれを忘れていない。
それは、本当に救いでした。
もし、これがフランシスのドSさにどんハマリして、一生下僕のように従い、
一緒に幸せになろうね! end だったら、何見に来たんだうちはってなるけれど...。

しかし、フランシスは本当にかわいそうな人間でもある。
自分をコントロールできないこと。
そのこともわかっているし、どうしようもないこと。
周りが自分のことをどう思っているのか知っているし、でも直せない。
いや、直しようがないし、だれも理解してくれないのである。
母がいなくなればいいが、そうなったら本当に孤独。
これは、ラスト付近でどんどんと、表にでてくる。
本当に、フランシスは戻りようがないのだ。そんな男です。彼。
そして、トムと同様、いたそれ以上に
弟ギョームのことが大切で、そして愛していたんだと思う。
一番それがわかるのは(私的ではありますが)
ギョームの最近の写真をずっと財布に入れているところだなと思う。
それが、セフ○の女の子とべろチューしている写真であったとしても
「最近の写真は、これしかないんだ」といいながら、大切に持ってことに、
なんだかそう感じる。
もちろん、ほかのシーンでも本当に「守らなきゃ」「大切にしたい」という感じはわかりますが、私的にね。

そんな、かわいそうでオカシイフランシスでも、
トムには少しだけ、心を開く瞬間がある。
それが感じられるのは、ところどころ読み取れられるのですが、
最後の「お前がいなくなったら 俺はひとりだ!」みたいな叫ぶシーン、
本当に、トムを必要としていたのではないかと思った。
あんだけ、殴って脅してもついてきてくれてる子を手放したくないのはわかるが
あれって、DV男の象徴よねとも 思った。
しかし、あの場所で「ごめん、もう逃げないから」とトムが出てきたらどうなっていたのだろうか。フランシスは変われたのか。
いや、いいのだ、そんな妄想は。何べんも言いますが、あのラストシーンだからこそ
良かったのだと思うので、そんなパラレルワールドのフランシスはサヨナラしよう。

そして、忘れちゃいけないのが、母親アガット。
彼女は強い女性であり、本当に弱い女性ではないか。
どんなに、フランシスからいいように陰で言われているのを聞いても
彼女は、それに対しても何も言わない。
突然帰らない人になった息子の死に対して、最初のほうではそれを表に出して
悲しみやしない。
だけど、トムと接し、ギョームの話を聞くにつれどんどんと弱さも見せてくる。
アガットも、どうしようもないんだ と映画を見ながら思っていた。
そして、アガットを見るたび、巣立っていった息子がいない家に一人で暮らす母というものは、本当に寂しいことなんだと痛感した。
「明日かえるから」の息子の言葉をどれだけ信じて、楽しみにしていたか。
そんな約束は果たされないのに、明日帰ってくるかもしれないから、常に息子の部屋はきれいで保ってあげなくてはという感情。
そういうものが、心に刺さる。

人生の歯車はいつ壊れ、動かなくなるかわからない。
ちょっとしたことも、家族が崩壊し、人の人格は崩壊していくのであろう。と
この映画を見終わった時に、それがどんとのしかかる。
人生が狂い始めそうになったら、この家族に会いに行こう。
暴力で支配を学ばないように。誰も助けてくれない人たちにならないように。

うん。完全に着地点を見失っています。

ちょっと、消えていまったのがショックなので、
今回はこの辺で。
次は、キレイー神様と待ち合わせした女ー再々演をお送りいたします。

ふぁあ。こんばんわ。


昨日はお芝居 お芝居の1日でした。
幸せな休日でしたね。


ではでは、少し書こうじゃありませんか。



ひとつ目
mizhenさんのお芝居

「愛の漸近線」

当日制作といっても
ほとんど、ご案内のみで微力にもならず。すみません。

むしろ、観劇させていただき、ありがとうございました。

mizhenさんとは、前々々作品

夜明けに、月の手触りを

で、ご一緒させていただいた仲でして。

初外部照明OPをやらせていただきました。

無知な私に沢山教えてくださり、感謝感謝でした。

まぁ、もっと遡ると、シモブロで佐藤蕗子さんとであったのがきっかけで…。

あ、長くなるので割愛させていただきます笑

また、違う時に。



一言感想

やはり、mizhenさん。
独特の恋愛感を心にグサりと突きさしてきます。

いったい、誰がどこで
どんな恋愛感を持ち、恋愛をし、妄想し、行動しているのか。

そんなことは、踏み込まなければわからない。
そういうことを 考えさせられる。

そして、
「え、そうだったのか」と
一人付箋の回収に楽しめる観劇になりました。



是非とも、次は劇場でみたいなと思います。



mizhenさんの舞台は明日まで。

武蔵小金井にあるアートスポットシャトーで公演中です。

詳しくは前の記事のリンクをご覧ください。




2つ目は 本多劇場にて

岩松了 作・演出
「結びの庭」
むー。こちらの感想は
ネタバレ多くなってしまうので、書くのが難しいですね。

一言感想を述べると
セットや、舞台の使い方は凄くかっこよかったです。

しかし、謎が多くのこり、着地点を見失っていました。

もう少し答えがほしかったような。

あと、あの家は土足なのかしら?え?スリッパ?
みたいな細かいとこばかり目がいってました笑

こちらも詳しくは25日以降に
ずばばばばと書きたいなと思います。


あまり書くとね。
これから、観に行く人の気を失せさせかけないので…。


まぁ1日に2本見れたのは幸せですね。



しかしまぁ、劇場内で飲食する人多いですね。

がさごそ 袋をやぶって
音をたててまで飴舐めたいんですかね。

凄く気が散ります。
あと、空き缶は持ち帰ってください。

むしろ、飲まないでください。

なんだか 舞台見に来ているのに、そうゆうことに目がいって
損した気になります。

怒るのはこの辺にして。



次は、映画の話でも。
すごい、書いていないアメブロ。
ちょっと、自分のやる気のなさに幻滅している次第でございます。
お久しぶりです。安斎です。

最近は、
映画の撮影のお手伝い、
単館取材、
舞台のお手伝いなど
行ってきました。
明日も、舞台のお手伝いに行ってまりますよ!
mizhenさん。2年ぶりくらいです。
大好きなユニットさん。
当日制作ですが、全力を尽くしていってきます。

しかしまぁ、そこそこ作品を見てきているのにも関わらず
何も、記事を書かなかったのか。理由があるんですよ。
ええ。パソコンがご臨終したんです。

どうするべきか。
安いパソコンを買うべきか。
悩みに悩んで
今は、仕事場の使えばよくない?と
ダメな結果に。
というわけではありますが、
書ける環境が備わりました...。

あと、結構な人数に 文章が、日本語がおかしい!と
いわれているので(致命的)
疲れていようが、酔っ払っていようが、
ちゃんと書こうと思いますので、よろしくお願いいたします。

で、今日は何を書こうか なと思ったのですが。
ベタに「トム・アット・ザ・ファーム」がいいですかね。
グザヴィエ・ドラン監督の作品の中で、一番好きかもしれません...。

・・・・いや、今日は「コワすぎ!」の話を少し。

本当に好きなんですよ。白石監督の作品が。
私にとっては、映画界の王子様です。ほんとに。
作風もすきだし、いかんせんキャストさんが最高で。
女の子かわいいし。
と、下衆な話は置いといて。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!シリーズは
特に、想い入れがありますの。
去年、イベントを企画し、白石監督、久保山さん、大迫さん
コワすぎ!関係者様と
お仕事ができ、しかも満員御礼でしてね。
願い、動けばいつか好きな監督さんとお仕事ができるってことを実感しました。
そして、新作に、少し、微々たる、ちょこっとお手伝いをさせていただき感謝ばかりなのです。

あ、新作、アップリンクさんで上映ですってよ!
4月11日(土)12日(日)の2日間限定上映
しかも、殺人ワークショップ オカルト も同時上映。
白石監督祭りでもありますが、宇野祥平さんまつりだー!!!w
もちろん足を運びます!楽しみです。
気になる方はチェックです!

短いですが、この辺で。

またもやご無沙汰しております。

雨が続きますね。いや?続いていないのか?
なぞの、梅雨ですね。
雨、そこまで嫌いじゃないのですが。
洗濯物が乾かない。
カビ増殖という面倒。
という状況が続き、結果嫌いですw

まぁ、前置きは置いといて。
私の企画「単館取材」が19日からスタートします。
第一回目は、下北沢映画祭らしく
下北沢唯一の映画館
トリウッド 様
に決定いたしました!どんな取材内容になるのか、ご期待ください!
トリウッド様よろしくお願いいたします!




4月5日(土)22時に吉祥寺バウスシアターへ行ってきました!
目的は「バチアタリ! 白石晃士」に行くために。
バチアタリ 白石晃士

内容はなんと白石監督の作品
オカルト
超・悪人
殺人ワークショップ」(リンク先のプログラムA6をご参照ください。)
暴力人間」(来歴をご参照ください。)
4本が、オールナイトで上映!
こりゃ行かない理由がない!ので、ウキウキしながら行って参りました。

いや~、率直な感想を言えと言われたら、「お金もっとはらっていいですか?」
といえるくらい、大満足のイベントでした。
まずライナップが、すばらしすぎる。
4本中3本は宇野さん出ているし、白石晃士監督の最高傑作「暴力人間」を大きなスクリーンで見れる。
しかも、バウスで見れるって・・・・。最高じゃないですか。
しかもしかも、この環境でこのライナップはもう二度とないんですよ。
優越感と、最初で最後という寂しさに押し殺されそうなほど、余韻に浸ってる次第です。

白石晃士監督を好きになったのは、やはり「宇野祥平」さんがきっかけでした。
彼の演技が好きすぎるので、宇野さんが出てる作品を大体は鑑賞していました。
その時に「オカルト」に出会ったのです。
最初は面白いな~と思いながら見ていたのですが
「超・暴力人間」「超・悪人」「殺人ワークショップ」と見ていったところ
白石監督×俳優 宇野祥平のタッグがなんだか一番好きでたまらないな~と感じたのです。

んで、白石監督の作風に段々とハマっていきました。
まず、フェイクドキュメンタリーというところが私にはどんぴしゃで。
フェイクドキュメンタリーって「嘘」なんだけど、なんだか「本当」に思えて
見ている側の想像力をこれでもかってくらい、活発させてくれる感じと
そういうのは、ほかの映画では出せない味だと思うし、何回みても飽きないと思ったのがすごく心に残って。
だから好きなんです。
しかも、白石監督の作品は「人間的怖さ」「心霊的怖さ」の中にも「ユーモア」が沢山
散りばめられていて。
もう、ハマらない理由が見当たりませんよ。これこそ、見ていない人に共有に強有したい
案件ですわ笑
しかし、私「ホラー」を一人では見れないくらいのビビりでして
全作品をしっかりと見れていないという残念な状態で。。。
いやいや、これからは、白石監督を知り尽くすために、超・ホラー人間になるつもりです。笑

余談は置いといて。
イベント感想についてですが、やはり、スクリーンで見れるって幸せだなって思いました。
オカルト・超・悪人・殺人ワークショップが再度スクリーンで見れるとは!
という感動。
白石監督の最高傑作をもスクリーンで見れるという奇跡。
いやはや、本当に幸せ者です。
特に、「暴力人間」は見れていなかったので、このような形で出会えるのは
ファンとしては、最高のイベントだったと思います。

オカルトは、ホラーではあるけれど、ホラーが苦手な人でも、全然見れる作品で
まぁ、最終的に頭に残りますが。音とか、テロップの出し方とか
インタビューで話されている、内容とか。(娘を殺されたお母さんの夢の話は何回聞いてもヒヤッてします。)
でも、合間合間に江野祥平が笑かしてくれるので、最後の方に「あ!ホラーだった!」って思うくらいホラー苦手の人にも優しい作品です。
しかし、この映画の内容は、本当に面白い。
古代文字?壁画文字?の表現の仕方、UFOの見え方がだんだんと変わってきたりとか
江野祥平という人間の変わり方とか、う~ん普通の人じゃ考えられん展開が続くので
110分全くあきません。
あと、フェイクドキュメンタリーなので、ビデオカメラのぶれぶっれの映像が続くのですが
それもそれで、良いんですよ。
臨場感があるんです。
特に。江野祥平が爆弾の材料を買いに行った帰りに
変なおっさんに「キチガ○」って言われながら、その品物を取られそうになるシーンとか
最初に通り魔に刺されるシーンとか、自分がその場にいる感覚に陥いります。
いや~オカルトは初めて見たとき、数日間頭痛かったです。いろんな意味で笑
あと、近藤公園さんが出演されているので、大人計画ファンもみてみるといいかもしれません。

超・悪人は、普通に真由美ちゃん(高橋真由美さん)(強姦魔江野祥平(オカルトとは違う江野祥平です)の108人目の強姦相手)
になりたいと思いましたねW(すみません)
いや、内容的には、最低なんですよ。主人公のね。考えが。
しかし、真由美ちゃんに対する愛情が果てしない。わきがでも愛してくれる男性ってなかなかいないですよW
あと、江野祥平の行動力の凄さが笑えてきます。
どうやってあんなに、人んち侵入できんだよ!もっと違うことにその凄さ使えよ!って思えるくらいです。
あと、白石さん(劇中に出てくるディレクター)の作成している雑誌を読みたいと思わされるほど
ネタがえげつない。
強姦魔にインタビューって。ぶっとんでます笑
でも、この映画「恋愛」が多いに詰まっていて、私は大好きですね。
偏屈した愛ですけど。江野祥平の暴力さと人を愛する恋愛観。嫌いじゃないです。
実際にいたら、いやですけど。笑

殺人ワークショップは
江野祥平(オカルト、超・悪人とは違う江野祥平です笑)の色っぽさと、恐怖さにやられる作品です。
人はみな、誰かを恨みますし、殺したいと一瞬でも思うものですが、この作品を見ると
「なぜ、人を殺したいと思うのか」「どれだけ自分を痛めつけてる奴に同じ思いをさせることができるのか」という点をすごく考えた気がします。
あと、「本当に肺に刺すと、長く苦しみながら人は死ぬのかな」とちょっと外れた目線を送ってしまう。がぶりとストーリーに飲み込まれてしまう作品です。
しかし、論理的にわかる「ワークショップ」なんですよ。江野祥平が開いている「殺人ワークショップ」
「お前はどうやって殺したいねん」と希望を聞いてくれたり
「そいつは、プライド高いから、プライドへし折ったらな。うんレイプやな」的なアドバイスをして、的確にその人の怒りを存在させたり
「僕は、動物を殺してきましたが、飽きたので次は人間を殺したいです」といった、キチガ○の男性を、いいように利用しておもっきし痛い目にあわせたりと。
やってることは大犯罪ですが、こうやって表現を的確にしたり、異常ですが正論もまざっていたりというのはなんだか私はいいなと思いました。
しかし、ここは「殺人ワークショップ」
一歩入会すれば、殺人を成し遂げるか、自分が死ぬか、江野祥平を殺すかの3択しかありません。
その感じは、演劇のワークショップ以上の命がけが感じられた気がしますね。
しかも、制作がENBUゼミなので、なんだかワークショップっていうキーワードに心踊らされたものです。
この作品は、ENBUの卒業上映会?みたいので見ていたのですが
今回は、少し編集も加えられていて、また違う見方もできたな~と思います。
この作品は、白石監督いわく、今後また編集がされて、どこかで上映されるとこのことなので
是非、皆さん見てみてください!見たほうがいい!
あと、なんだかこの江野洋平は、オカルトの江野祥平に通じるものがあるので、妄想好きな方は、オカルトの江野祥平が帰ってきたみたいな感覚で見ると面白いかも。

最後に、「暴力人間」は
ほんまに、最高傑作やと思います。
なんだか、バチアタリ暴力人間をみて、暴力人間を見ると
笠井暁大さんの変わらなさにクスリとしますけど。笑

(暴力人間とは、Q州大学の映研部の新入生歓迎コンパで行われている上下関係に腹を立てた二人「笠井」「稲原」を密着で、取材するというもの。
そこにいた、OBや先輩を洗いざらいしてやろうという二人の話を追いかけた映画。)

話もどしましょか。いや、怖い人なんでしょう。笠井さん。でも、どこかかわいらしいですよね。
塚本監督を山本監督と間違え、訂正されても絶対に曲がらないところとか
稲原功知さんばかりインタビューを受けていると、「もうつまわんわ、俺のインタビューしろや」と
俺様ワールド全開だったりと。
そんな、笠井さんですが、本当は友達思いで、でも不器用で。そして何と言ってもどこかしらで映画を愛していることが感じられる人です。これは作品から伝わるな~と思いました。
いや、フェイクやし実際はどうかしりませんけど笑
しかし、この作品ほんまにフェイクなんか?と思わされる箇所が多々あり、
どれだけが嘘なんか?と疑ってしまってました。
いや、怖いくらいリアルです。
そら、怒られるは!と思うくらいリアルなんです。しかし、審査員をだませるくらいの
作品なんで、最高傑作以外何者でもないと思います。

あと、私が思うにこの作品は、大学生や高校生には少し勇気づけられる内容やと思います。
表現的には荒々しいけれども、おかしな上下関係を改めるべき!という訴えている点では
心にぐっとくるものがあり、これくらいの下剋上を行ってもいいんじゃないか、きっと誰かは見てくれるやろと
思わさせてくれるものでもあります。
まぁ、自分らの行動に理解されず対外は離れていくんですけどね。でも、大きな一歩を踏み出さない限り何にも変わらないんですよ。
環境ってものは。と語りかけられている気にもなりました。
また、最初は白石さん(二人を追いかけているレポーター)、笠井さん稲原さんのことちょっとやっかいな人って感じに見えますが、物語が進むにつれ、だんだんと「仲間」というものが強く感じれるところがあってまたいい。
最後のバンドなんて、最高だとおもいますよ。最初は白石さんを懸念してた稲原さん笠井さんでしたが、一緒に映画を作成するにつれて仲良くなっていくというのは、なんだか青春だなと感じました。

なんだか。打ちすぎて手がしびれてきたのと、もう眠たいので、今日はこの辺で。
修正入ったら、またアップします。

おやすみなさい。



お久しぶりの投稿です。

いやはや
ちゃんと 舞台と映画は
月に3本以上は
見ていたのですが
なかなか 書こうと
意欲が湧かなくて
放置気味でした。
いや、100%放置でした。

ので、今日からは気合い入れて書いていこうかと。

また、見てくださる方が
いれば嬉しいな~と思います。


今日は舞台や映画の宣伝ではなく
ちょっと私的宣伝で。

えっと
私が関わっている映画祭
【下北沢映画祭】が
来年度に向けて始動しています。

特に コンペティションは募集開始いたしましたので
どしどしご応募下さい!
詳しい内容は下記のHPの
コンペティション応募欄をご覧下さい。
http://shimokitafilm.com/
(下北沢映画祭HP)

で、私自身が企画した
単館取材(仮)も
始動しはじめました。

この取材は
(現在、仮の段階ですみませんが、少し説明させて下さい!今後変更あり)

下北沢映画祭で
お世話になった単館
個人的に、もっと沢山の人に知って貰いたいと思う単館などをピックアップして
取材を行い、記事をHP上などで掲載(連載型)を行うというものです。

まだまだ 仮といった段階で 本当にアバウトなことしか伝えられてませんが
4月からは仮ではなく
本スタートを切ります。
(その際はもっと詳しい内容を発表しますので!)

4月からスタートをきり
連載などが始まりましたら
是非ご覧頂ければと思います。(上記にあるULR:下北沢映画祭HPにて見ることができます!)

そこには
下北沢映画祭が取材を行う理由
どんな単館があるのか
特徴は?オススメは?などがわかるはず!?

一応来年度は 東京都内をメインに取材を行っていく予定です。
2015年度からは関東地区のどこかの県に出没します!
目指せ!47都道府県単館取材!単館マップ!
ご協力・応援の程よろしくお願い致します。

また、
ここの単館に取材して貰いたい!
うちの単館に取材に来てほしい!
などご要望がありましたら
どしどし
こちらのメールアドレスに送って頂ければと
思います!

toraty9@yahoo.co.jp
下北沢映画祭企画運営部
担当:安齋


あ、あと
入江監督が新作撮ってますね~
2000人のエキストラ募集とは…
ひえーってなりますな~
まぁエキストラ情報とかも
ガンガン載せていきたいな~と勝手に考えてます。

なので どぞ
http://hibirock.jp/
怒られそうになったらやめます笑
お久しぶりです。
最近は舞台やイベントに関わっていたため
ブログを放置していたというものです。
舞台関係、イベント関係の皆さんすみません。
宣伝すらしていなかった。
まぁ単に疲れていたって話です。 

では本題ですが映画の話をしていきたいと思います。 

いきなりですが、こんなにも映画に集中したことは初めてかもしれません。

そう、「ぼっちゃん」の話なんですね。(なにが、そう だし笑)


ぼっちゃん


この映画は好き過ぎて12回見てるんですよ…。
映画館に12回も通っている気持ち悪さは自分でもわかってます。
言わないでください。笑
なんでしょうか。意地?ギネス狙い?そんなことじゃないんですよ。
簡単にいえば怖いほどハマっているということなんです。
そりゃ12回も見ていれば、セリフは覚えちゃいますし。飽きてしまうシーンもあります。
いやそれは悪口じゃなくて誰だってそうでしょう。って話ですからね…。

  ぼっちゃんとの出会いは、ユーロに何かを見に行ったときに貰ったチラシでしたね。
誰にもらったのか、いつ貰ったのかは確かではないですが
たぶん水澤さん(主演の人)だった気がします。
この人大変そうだなぁ~と横目でみながら
なんだこれ、と思ったのですが、「秋葉原通り魔事件」をモチーフにと書かれていて
おぉ~ってなったのを覚えています。
そして、大好きな俳優さん「宇野祥平」さんが出るってもんだから
これは見に行くしかないなと思い、映画館に足を運んだのです。
この出会いが、今後の人生で大きな影響になるとは思いもしていませんでしたね。

  この映画では、
「誰でも梶(主人公)になるかもしれない」という感覚を与えてくれるものだと
私は思います。
梶は、秋葉殺傷事件の犯人加藤被告がモデルになっているのですが
至って普通の人で、ただ、人間関係がうまく出来ない人って話で、
だけどそれは社会的に認められることはなく
理不尽な立ち位置に置かれてしまっているんです。
しかし、それを悪循環させるのは周りの人間なんです。

人間とはゲスいもので、自分より弱いもの、生意気なものに関してはいじめてしまうんですよね。
それが、梶の性格を曲げているというか、自分に諦めている原因になってしまって。
ダメな方ダメな方へと梶を導いていくのです。

それって現実にも必ずあり得ることで、もし自分が同じ立場であれば
同じことになっていたと思います。
まぁ、友達いない、彼女いない、それでも大丈夫という人はいるかもですが、
ほとんどの人は無理なんじゃないかなと思います。
恋人いないまでは我慢できますが。友達いないのは結構つらい。
居る人見ると妬ましく思うこともありますから…。 

そんな話は置いといて、私は、劇中のセリフやテロップを注目して見てほしいですね。
ほとんど加藤被告が書き込んだ言葉で、良くここまでマッチした使い方をしているなと
感心しましたもん。
大森監督と、土屋さん(脚本の人)の凄さを感じました。 
私が一番好きなセリフは
「根拠がないのに自信がある人ってなんなんですかね。正直殺意が芽生えます」
(ちょっとまちがえているかも・・・。)ですね。
これも加藤被告が書いた言葉からとったものなんですが、
私はこの言葉に、「ほんまそれ」と共感してたんです。
そういう人多いじゃないですか。過去の栄光?ってやつずっとぶら下げている人。
そこから始まる今の自分に自信持ち過ぎてるひと。
自分もその類に入るときもありますが、さすがに毎回毎回過去の栄光については
喋りたいとは思いませんし、もう実際そんな実力はありませんから
言いたくない方が強いですね。
むしろ、そんな自信は根拠には繋がらないですし。うん。
だから、この言葉を聞いて、なんか救われたんです。
誰の言葉だろうが、この映画に出会わなければこの言葉には逢うことはなく、
そしてこの感情は、一生救われなかった気がします。 

また、この映画を通して加藤被告について調べるようにもなりました。
どうして、そんな事件を起こしたのだろうかと。
実際原因はどうでもいいと思われがちなことでした。
ネットでのいざこざ?反応してくれなかった?そんな感じのことだったと思います。
しかし、この事実際どうでしょう。SNSが多く使われるようになった今
「いいね」を押してくれなかった。「コメント」をしてくれなかった。
載せてほしくない写真を載せられた。言われたくない情報を言われた。
そんなことが続いたら同じ様な事件が起きてもおかしくないのではと思います。

 まぁ便利ですよ。最近は。ネットってほんとに。
けど、それが実際殺人事件の原因になっているわけです。
私はこれを見て、もう少し冷静にネットを使おうとも思わされました。
 そんな感じで、そういう見方もできる映画ですよ。これは。

いや、大森監督がどう考えているのか、何を伝えたかったのか100%掴むことは無理ですよ。実際違う視点でみていると思いますし。
でも、それは映画の醍醐味であって、面白いものではないかと思います。
なので、ここは違くない?とか思われる方は、それはそれで。
私はこんなに見ているにも関わらず,多分20%も掴めていないので、
それほどの記事と思ってくれればと思います。 

で、なんで今更「ぼっちゃん」の話をしているかというと
もうすぐ、川越スカラ座で上映されるからです。
今住んでいるところの近くの映画館で上映とは、またこれは驚きですね。
ほんとすごいロングラン。いやはや嬉しいものです。
 ただの気持ち悪いファンなんですけど。
でも、見るのは自由じゃない?という精神で通うのだと思われます。
友達でも誘っていこうかなと。
そして、もう、こんな映画に出会えることは絶対ないので
上映が完全に終わるまで見続けようと思います。

 まぁ、このブログ見てくださっている方がいるかどうかわかりませんが
これを見て、映画館へ足を運んでくれた方がいたら、是非お話させて下さい。
って感じです。嫌でしょうね。いきなり話しかけられたりしたら笑 

ではでは、仕事中なのでこの辺で。

「ぼっちゃん」

田中 梶

 


あらすじ(HP参照)

 [疎外感、孤独それでもきっと幸せになれるはず、きっと]

秋葉原の歩行者天国。派遣労働者の梶知之(水澤紳吾)は携帯の掲示板サイトに自身のコンプレックスや孤独な叫びを書き込んでいる。現実では小心で捻くれてコンプレックスの塊。無垢な心と歪んだ心が振幅するその姿はどこか不格好で滑稽でさえある。派遣会社を転々としている梶は『星にいちばん近い町』長野県佐久市の工場に勤務することになる。

基地内ーイケメソ 彼女いる 友達いる 正社員
基地外ーブサイク 彼女いない 友達いない 非社員
私はキチガイです

そこでまず出逢ったのが期間工の田中さとし(宇野祥平)。田中は梶と同じく小心で孤独、オマケにいきなり眠る奇病持ち。人生に諦観しているがその分優しさもある。梶は初めて人の優しさに包まれた。それから2人は空白の日々を埋め合わすように遅れて来た青春を謳歌する。気づくと大切な友達になっていた。

その一方で二人を虐げる傲慢でイケメンの同僚がいる。岡田コウジ(淵上泰史)と名乗り、元スピードスケートの国体選手。梶を下僕のように扱い一見、暴力で制圧しているだけに見えるがどこか薄気味悪い。

ブサイクは何をしても許されないけど、イケメソなら許される。だから傲慢になるのです。死んでほしい. 

ある日ドライブで山に行く梶と田中は岡田を見かける。岡田はユリ(田村愛)という美人の女を連れていた。その後二人は偶然ユリと出会う。ユリは岡田から逃げてきて、成り行きで二人はユリをかくまうことになる。男が名乗っていた「岡田コウジ」という名前も何故かユリの兄の名だった・・・。
少しづつ歯車が歪に軋み始めていく・・・。突然の工場からのリストラ、親友の裏切り、届かない純愛。

仲良くするフリしてさよならするんだもの
梶の行き場はどんどんなくなっていき、追い込まれて行くのだった
・・・・私はもてたい。人を愛したい。それだけです
梶は黒岩を乗せて車を走らせる。 "どこいくんだよ?"
・・・・秋葉原 車で突っ込んで車が使えなくなったらナイフを使います

キャスト
水澤紳吾 梶知之          宇野祥平 田中さとし
淵上泰史
 岡田コウジ     田村愛   岡田ユリ
鈴木晋介 遠藤雅  日向丈 三浦景虎 今泉惠美子 高橋真由美 小川朝子 津和孝行 川畑和雄 石鍋正寿 中村文夫 塚田丈夫 松下貞治 堀杏子 町屋友康 伊藤陽子 長尾卓磨(声の出演) 鈴木将一朗(声の出演) 小嶋喜生(声の出演) 久保麻里菜(声の出演) 岡部尚(声の出演) 南場尚(声の出演) 大川原直太(声の出演) 池浪玄八(声の出演)

スタッフ

監督                  プロデューサー
大森立嗣               村岡伸一郎 近藤貴彦
脚本                  撮影

大森立嗣 土屋豪護             深谷敦彦

美術                  録音
黒川通利               島津未来介
編集                  音楽
早野亮                 大友良英
音響効果               衣装助言
伊藤進一               伊賀大介
ヘアメイク               アニメーション
佐々木裕                 蛹ナヲヤ
助監督
加治屋彰人

すみません。引用です。怒られないようにしなきゃ。
 
 三宅弘城・平岩紙が声を担当したと聞き、2年ほど前に見た映画。
好きすぎるので、好きなように書きます。間違ってたらすみません。
あと、誤字脱字や文がおかしいのはちょくちょく直しますので、ご了承ください。
今日はひどい!
メアリー&マックス(MaryandMAX)
メアリー&マックス
この季節になると、棚からDVDを出して見始めるほど好きな、クレイアニメーション映画。
この映画を見るたびに、昔文通していた子を思い出します。と、昔違う日記で書いた気がする。
でもまぁ、もう前の話だし、また書いてもいいですよね。
では、映画の話でもしましょう。

あらすじ
オーストラリアのメルボンに住む8歳の少女が起こした奇跡の話。
彼女の名前はメアリー・デイジー・ディンクル。額に大きなあざがあって、そのことで学校ではいじめられ、シェリー酒と万引きにハマる母親と鳥の死骸で剥製を作る父親にはまったく構ってもらえずいつも一人ぼっちだった。
そんな日々を送っていたメアリーは、ある日「アメリカの誰かに手紙を送ろう」と思いはじめる。
ちょうどその時、母親の万引きの為に訪れたスーパーで分厚い電話帳を見つけたのだった。
そこには、ニューヨーク在住のちょっと変わった名前「マックス・ホロウィッツさん」が載っていた。彼女は、すぐさま彼に手紙を書くことを決め、1通の手紙を出したのであった。
その手紙をもらうのはアメリカ・ニューヨーク在住のマックスは44歳の肥満中年男。アスペルガー症候群のため、人付き合いが苦手で、社会になじめず一人ぼっち。
カウンセリングには行くのだけど、なかなか更生とはいかない。そんな時に、メアリーからの手紙が届く。
この手紙が、彼らをつなぎ20年間の思い出を作り上げていく。
20年間の間に彼らの関係はどう変化していくのか。涙なしでは見られない....。
不器用だけどあったかい、ほんとうにあった物語

この映画を見終わった後に言った一言が、「反則です」でした。
まず、映像なんですが、主人公の気持ちが表れているんですよ。
メアリーは確か茶色が好きだから、メアリーの場面は茶色がメイン
マックスはなんだか暗いイメージなのか白黒がメイン
気持ちが色で表されているのってなんだかいいですよね。
こんな感じね

あと、手紙を書いているメアリーが、とてもかわいらしいんです。
自分の好きなものをマックスに紹介するときに、ものを一緒に同封するんですけど、
食べ物とか入れちゃうの。
でも、マックスは戸惑いながらもその手紙を受け止める。
なんだかそんな関係はいいなと感じます。
実際、誰だかわからない人から、食べ物がそのまま入ってたら、即「通報」でしょう。
でも、二人はそんなことしないで、手紙のやり取りを楽しんでいるのです。

また、マックスが返事を書くのに時間が掛かってしまっても、メアリーはしっかりと待っているんです。気長に。
会ったこともないのに、どんな人間なのかもわからないのに、彼女は彼からの手紙を待っている。そんな場面をみて、恋愛的な感情ではないけれども、すごく心をキュンとさせられたのを覚えています。

もちろん、文通する事に問題がなかったわけではないんです。
最初の頃なんか、母親に見つかって手紙を捨てられてしまうし、その対策として向いのお宅に手紙を届けてもらうようにしたりと思考錯誤で文通をしていくんです。
それほどメアリーはマックスの手紙が楽しみだったんだなと、ほんわかしながら感じていました。

一番好きなシーンは、マックスが『僕は泣けないんだ』とメアリーに相談した時に
メアリーは自分の涙をためて『マックスへの涙』としてあげるシーンです。
これは、予告のワンシーンにもなっているんですけど。
しかし、こんな、解決策最高だな。
予告
見たい人はぜひクリック!
あと、好きなセリフ
「きみは完璧じゃない。もちろん僕も。欠点は選べない。けど友達は選べる。」
と言っているシーンもこの予告に入ってるんで是非!

また、メアリーも20年間あると、成長し恋をして大人になっていく描写が映し出されます。
初めて付き合った子との結婚、絶望からの自殺未遂など、幸せからどん底まで、
現実の世界にあり得るような世界観をしっかりと醸し出していました。
それを感じると同時に、あまりクレイアニメーションではない感じだなとも思いましたね。
クレイアニメーションって、ちょっとファンタジー?なん多くないですか?
メアリー&マックスはちょっと現実よりというか、なんというか。
まぁその話は置いときましょう。

そして、メアリーだけが変化するのではなくて、
マックスもマックスで変化していきます。メアリーの手紙のおかげで、少しずつ一歩づつ。
メアリーに対して怒ってしまうけど、しっかり仲直りができたりと、人付き合いができるようになってくる。そんな、彼にすごく勇気づけられます。すごく、強くね。
是非、彼ら2人の、文通を素敵な音楽と共に覗いて見て下さい。そこには、そこにしかない空間があります。

そして、あなたにも、幸せな手紙が届きますように。

スタッフ
監督・脚本     マダム・エリオット
プロデューサー    メラニー・クームズB

キャスト
役名                  英語(声)             日本語(声)
メアリー・デイジー・ディンクル    トニ・コレット            平岩紙
マックス・ジェリー・ホロウィッツ   フィリップ・シーモン・ホフマン  三宅弘樹
ダミアン・キソル・ポポドラス     エリック・パナ           斉藤次郎
ヴェラ・ロレイン・ディンクル       レネ・ゲイカ             LILICO
ホームレスの男           モリー・メルドラ           不明
バサホフ先生             不明                  魚建
マックス(子ども時代)        不明                    福井美樹
講師                   不明                  薬丸夏子


サンダンス映画祭オープニング作品として上映
アヌシー国際アニメーション 最優秀長編作品
オタワ国際アニメーションフェスティバル 最優秀長編作品賞受賞
アジア太平洋映画祭 最優秀長編アニメーション作品
2009年最優秀オーストラリア映画の次点に選ばれる
第82回アカデミー賞 長編アニメーション作品部門 ショートリストに名を連ねる。
9月6日(金)の新宿武蔵野館にて、「ON THE ROAD」を見てきました。

演劇に出会わなかったら。-ON THE ROAD


ちょっと、仕事がひと段落ついたので、映画をと考えましてね。前日には「風立ちぬ」を鑑賞してきたのですが、まずは、こちらの作品から感想を書いていこうと思います。

これは、私が心から愛する「ボブ・ディラン」が絶賛した小説で、見なきゃ損だと思い、公開初日に、お友達を連れて行ってきました。

あらすじ
-人生のすべては路上にある-
伝説の作家「ジャック・ケルアック」が書いたON THE ROAD を完全映画化した。
主人公 サル・パラダイスは、父を亡くした日に、プレイボーイのディーン・モリアーティに出会う。これが、サルの人生を変えていく。
ディーンを取り巻く、女や男、環境に行動に影響され、ディーンとともに人生を楽しむサル。
そして、ディーンの「西部にこい」と一筆書いた手紙が届き、ディーンに会いにデンバーへそして、そこから始まるアメリカ横断の「自由を夢みて、終わらない旅へ」足を向けるのであった。
そこで、感じる世界は、サルの感情をどう揺さぶっていくのか、ディーンはどんな環境でいきているのか、二人の友情は。二人の感じる恋愛は。この映画にしかない「思い」がある。

すみません。あらすじ嫌いです。たぶんこれ、間違ってるような気がしてきたけど
いいや...。笑

この映画は、戦後5年くらいのアメリカが舞台です。一番最初に思ったのは、アメリカはあまり被害が受けていないということでした。いや、実際ひどかったと思いますが、劇中にはあまり戦後を感じさせないものでした。また、知らな50年代をすごく実感した映画でもあります。

まぁ、ディーンが女たらしでひどいんだけど、サルとディーンの友情が心温まるんです。
どんなに、ディーンに酷いことされても、サルは「天使のような笑顔」で許しているし、ディーンもサルがいないと寂しくなる。
なんだか、友情を超えた繋がりが見えた気がしました。

また、メーリルウという女の子が出てくるのですが、彼女16歳という若さで、ディーンと付き合い、ディーンの女たらしさを受け入れているんです。
彼女を見て一番に思ったのは、「絶対に、今の16歳にできない愛し方をしているな」ということです。
しかも「彼は私を捨てるわ」という、セリフを吐いて強がっているけど、それ以上は言わない。
しかし、「恋人」を思った歌を聴くと、少し涙する彼女がとても愛おしく思えてきます。

また、1950年代の悪さを具体的に、表していて、ちょっとこんな仲間がいることに憧れを持つ馬鹿でもありますが、まぁ、ドラッカーにはなりたくないので客観的にね。
あと、カーロの切なさにも注目してもらいたい。ゲイの純粋さを、彼で感じてほしい。
あれほど、叶わない恋はないのではないかと感じられますから。
愛しているからこそ、彼は自分の立場を理解し、行動をとる。そんな人間になりたいなと思わせられます。
そして、豪華キャストの迫真の演技を目のあたりにしてもらいたいと思います。

も一つ注目してもらいたいのは、何と言っても、「ON THE ROAD」という題名が付くくらいです。アメリカを一周する仕方について着目してもらいたいと思います。
映画では、サンフランシスコ→デンバーへの時計回り(だった気が)で、アメリカを一周します。
しかし、原作では、あっちゃこっちゃ行ってるんです。
ちょっと、わかりづらいですが、写真で。太い青いのが映画の周り方です。

演劇に出会わなかったら。-地図
これは、小説読みたくなりますよね...。どんな周り方をしたのか。すごく気になる。

またもう一つ注目点が、劇中歌です。もう最高なんです。たぶんED(エンディング)は、ディランが歌っているのかな..。劇中歌の詳細が分からず。悔しい。
その歌の、歌詞が、「どこも、どの土地も僕の家じゃない」見たいなことを言っていて、そして「せがれ」へ向けても、歌いかけられているんです。切なくなりますが、この映画にぴったりです。
EDだけではなく、劇中で歌われるジャズとか、本当にかっこいい。ヒッチハイクで乗せたおじさんが歌った「恋人」を思った歌は切なくはかない。サルが、最初に乗ったトラックの荷台では、「自分の女」について語るような歌で、なんだか男を感じた気がします。
歌だけでも、どこか物語が見られ、違う気持ちを感じさせてくれます。
そして、この映画は、50年代の、危険で甘く、そして切ないものがある。今の時代にはない「つながり」や「でたらめさ」があるように。
また、あの時代にしかない、「良さ」はもう実感できないけど、映画を通じて、何か感じ取れることは、できると思います。
あ、あと、Mexico大好き人間はぜひ見て下さい。チアパスかな?あっち側の街並みが出てきます。
では、皆さん、ぜひ「western」へ。そして、「デンバー」へ。
ディーンとサルの友情と、愛情へ飛び込んでみてください。

キャスト(ウィキペディアから引用)
[トロン:レガシー]
ギャレット・ヘドランド-ディーン・モリアーティ(実在モデル ニール・キャサディ)
[コントロール]
サム・ライリー-サル・パラダイス(実在モデル ジャック・ケルアック)
[トワイライト]
クリステン・スチュワード-メイリールウ
[悪女]
トム・スターリッジ-カーロ・マルクス(実在モデル アレン・ギンズバーク)
[マリーアントワネット]
キルスティン・ダンスト-カミーユ
[イースタン・プロミス]
ヴィーゴ・モーテンセン-オールド・ブルー・リー(実在モデル ウィリアム・S・バロウズ)

スタッフ
[モーターサイクル・ダイアリーズ][セントラル・ステーション]
ウォルター・サレス監督
[ゴットファザー][地獄の黙示録]
フランシスコ・フォード・ゴッボラ製作総指揮

「ON THE ROAD」 フランス・ブラジル映画
第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミアム上映を行った。