データはすぐに飛ぶし、字体は急にかわるし。
しかし、便利だからな。こやつと付き合うのは少しばかり難しい。
はいどーも。
更新してなかった安斎です。
でも、自分なりにこう短距離,...。短いスパンで更新すると、
支離滅裂、誤字脱字満載になります。
よろしくお願いいたします。
さっきから、メルマガしか来ないケータイがばーばー言っててうるさいです。
関係ない話は置いといて。
今日は、3か月以上前に観劇したw
大人計画 シアターコクン
12月5日~30日
「キレイ‐神様と待ち合わせした女‐」
について少しだけ書かせていただきたいと思います。
この作品は、14年前(観劇した当時)の舞台を再々演した作品で...。
あ、しってる。じゃ端折ります。
14年前かぁ、まだ大阪にいたころです。当時は知りもしない大人計画。
この1年後くらいには、「エロスの果て」を見ているのですがw
さっそく本題にはりますか。
まず、ケガレを演じた 多部未華子さん。
初演の奥菜恵さん 再演の鈴木蘭々さんに負けない演技力と歌唱力を
見させていただきました。(上から申し訳ない)
つぎに、小池鉄平さん。
結構声がかすれていたかなと思いますが、阿部ハリコナに負けない
愛くるしさを感じました。
これ、書いていったらきりないので、
吐夢さん、友一さんのことを書いときます。
むしろ、彼らをメインで楽しみにしていたわたくしですが。
やはり、14年前とはすこし違う味のある感じがしました。
まさか、井口さんの役を吐夢さんがやるとは思わずに。
てか、このお二人、舞台に出ずっぱりでしたね。
早着替えだ、なんだと大変そう。
と、思う反面 わたくし、すごく得をした気分でいっぱいでした。
このお二人を同じ舞台でみれるとは、ウェルカムニッポンぶりですから。
どんだけ待ち望んだことやら。
しかし、吐夢さんのアハハン節 友一さんのここにいないあなたが好きを聞けて
大満足です。
もう、ここらへんにしておきます。(なぜか、阿部サダヲさんはガン無視ですw)
一つ思ったのですが、この作品、自分が大人になるにつれて
いろいろと理解していくなと思ったのですよ。
最初に見たのが(DVDで)、18歳とかそこらだったのですが、
最初はケガレ,,,おい!って思っていたのが、
だんだんと、こうでもしなきゃ、生きていけないんだなと同情したりとかなんだか、
そしてなぜだかリアルに感じて、他人事ではないような気がね、芽生えまして。
うまくまとまらない!複雑!
しかし、松尾さんは地下に子供を監禁するお話がお好きですね。
ふくすけも エロスも 監禁されてましたね。
じゃ~10年監禁されたらどうなるのか。
想像がつきません。
こんな簡単なことを書きたいのではない!
少しずつ書いていきますね。
まず、キレイは、アップテンポな劇中歌は多いのに
内容がエグイ。
陽気に歌って、ひどいこと言う。
笑いながら、罵倒するみたいな感じ。
ここにいないあなたが好き なんてもっともそう。
人間とは多面体であって、クジラを保護した同じ手で
便所に嫌いな女の電話番号を書いて。
2千円でやらせる女とかそれなりに味はあるけれど
せめて恋くらい キレイにこなしましょうね。
うん。リアルだよね。すごく。
本音がここに詰まっているような。
あ、再演までの歌詞をかいてしまったがいいか。
しかし、歌に乗せると、ちゃんと聞いてないと内容がわからん。
聞き流すまいと集中するから
終演して、うわ~やられた!楽しかった!っていうようり
なんだ、この疲れは。と思わされるほどでした。
でも、それは、リアルな世界にもせねばならんことですね。
いいこと言ってそうで、ほんとはデタラメしかなくて
だから、みんな聞き逃していて。
そして、日本の経済や政治は破滅になるんだよ。
と、なんでか、この舞台を見て思わされたのです。
おっと、話がずれた。
しかしまぁ、キレイは生でみるべき舞台ですね。
セットもかっこいいし、なんだろう、あ、14年前。と
知りもしない居もしない、中学校にきたみたいな感覚。(意味が分からんがそういうことです。)
欲を言えば、阿部ハリコナをみたかった。
アハハン節でおどる、阿部ハリコナ 宮藤ジュッテン
そして吐夢様の3人が見たかった。
でも、それはそれ~これはこれ~割り切って辻褄あわせ!
ですね。
今回も、本当に面白かったし、どうにもこうにも舞台に上がって
歌いだしたかった客席での私。
チャンスがあったのであれば、オーディション行けばよかったと
後悔する私。
でも、プレーヤーにはなれやしないので、ここにいる私と
あ、、、、、もっと話がずれている。
戻そう。モドソウ。
キレイは、
マジシャンから逃げ監禁生活の自分と記憶を置いて、外にでて
いろんなものを改めて知っていく少女の成長の話。
外では、お金の良さ、戦争の儚さ、世間の矛盾、そして恋を覚えていく。
ケチくさく、いじらしく、彼女はだんだんと外の人に染まり、地下室の自分を思い出していく。
ケガレと名乗る少女はいったいどの自分と記憶を、地下室に置いてきたのか。
ストーリが進むにつれ、心苦しく思い知らされる。
彼女がいう神様とはなにか...。
この舞台に注目してもらいたいのは
彼女が出会う人々は、奇妙でだけど、優しくて、弱くて、強い。
また、ケガレも存分に弱いということ。
一言いえば、みんなに1つ以上かわいそうってなところが見え隠れする。
そしてもう一つ、真逆のフレーズがキーポイント
損をした、得をした。っていような。
なにが、表で裏なのか。
自分が何者なのか、思い出しそうになるが努力してすべての記憶をなくしたケガレ
表では偽善を売って、裏ではお金になることをやっているカスミ、
戦争が反対なのか。賛成なのかわからず、旦那の帰りをまつかぁちゃん
天才の家計に生まれたのにスズメバチに脳さされてバカになったハリコナ
目は見えるが、本当を知りたいくないから目をつむり続けているジュッテン...
そんな人たちが、繰り広げられる世界には
リアルな現実でもあることではないかと考えさせられるほど。
あなたの表裏は?そう問いただされているような。
そんな感じ。
ここから、文章が書けず、煮詰まっていました。
なぜだか、この舞台の感想を書くのって本当に難しい。
好きなんですが、かけない。
言い表せない。うまい言葉が見つからないのオンパレード。
んも、ダイズ丸の話をして、今回は終わりにしますw
ダイズ丸。
この舞台のキーパーソンだなと思います。
ダイズ丸は人間の為に作られた、ダイズ兵の一人。
人間の為に戦い、死んでしまえば、人間の食糧になる。
そんな、儚い人生。
でも、ダイズ兵たちもそれを望んでいて、
賞味期限の内に食べてもらうことを幸せに感じている。
しかし、ダイズ丸は他とは違いだんだんと「生きる」ということに欲がでる。
そして、もう一つみんな違うことがある。それは「性器」がついているということ。
それがあるからか、生きることをどんどんと欲したのではないか。
そして、人間らしくついているのであれば、こどもを作りたい。という感情もみえてくる。
でも、完全な人間にはなれず、だんだんと、腐っていくからだ。
だけど、愛する妻や子供ができ、幸せなダイズ丸。
結局、彼は腐りはてバケモノみたくなってしまうが、家族を愛し、守り、真剣に生きていく様を
見せてくれる。
一番キレイだったのは、彼だったのではないか。
そう思わされました。
阿部さん最高でした。
もう、ご勘弁を~。
また、書きますw