夫とのご縁が動き始める少し前のこと、
実は私はお付き合いをしていた人がいました。
40歳を過ぎてやっと、久しぶりに出来た彼氏でした。
この人との出会いは婚活パーティーでした。
このままではいけないと思い、友人にも奮起を促され、
恐々とした気持ちの中、傷ついてもいい覚悟で行きました。
婚活パーティー3回目の時です。
これで何もなかったらしばらくいいや、
なんて思いながら挑みました。
参加された方がいらっしゃったら分かると思いますが、
結果が出ないと落ち込みます、、
そして、なんとか結果がでたわけですが。
実はその時は自分の気持ちは置いておいて、
マッチングしそうな可能性が高そうな人を選んでいました。
というのも私はこの時まで、いくつか自分で決めていたことがありました。
久しく彼氏ができなかったこと。
好きな人もなかなかできないこと。
出会いも全くといっていいほどなくなったこと。
年齢が40歳オーバーになっていたこと。
それらのことより、
もしも次に好きな人が出来たら、
恐れずに自分からちゃんと告白すること。
もし誰かに気に入ってもらえて告白されたら、
例え興味がなくてもまずは付き合ってみること。
こんなところを決めていたのです。
恋愛に関していうと、
私はとても慎重になってしまう性格です。
せっかく出会いがあっても、
慎重すぎるゆえに考え過ぎて、
結局、付き合うことすらせずに終わる。
こんな風に何もはじめないことばかりでした。
この年でそれじゃダメだ、
こんなことではいつまで経っても結婚はおろか、
彼氏だって作れないかも、、と。
そうして、自分にいくつかの条件を課したわけなのです。
加えて、絶対に結婚する!
と、日々の日課として、
強く強く念じることもはじめていました。
これについてはまた後ほどお話ししますが、
結婚したいと強く念じること、これはとても効き目があります。
(自分の決心を日々確認することにも繋がるんですね)
これがご縁を動かすことにつながっていたとさえ思います。
そうして、久しぶりにできたのが、
婚活パーティーで知り合った彼氏でした。
婚活パーティーで一応はうまく行きましたので、
結果を出していきたい場合には、
気持ちよりも可能性の高い方を選ぶ、
というのは、ある意味ではよい方法なのかなと思います。
マッチングした方が違和感ない方だったら、
その後のお付き合いに発展も期待できたかもしれません。
ただその時、なんかちょっと違うような、、
と思っていたのが正直な気持ちでした。
今思えば直感ではこの人とはあわないと気付いていたのでしょうね。
お付き合いがはじまってからも、
ちょっとした違和感は拭えませんでしたが、
そんなことよりも、これを逃したらもう結婚はできないかも、、、
そう自分を鼓舞して、
なんとかその人と結婚まで続くよう、
お付き合いを頑張っていました。
頑張る、、
楽しい、大好き、幸せ、、ではなくて、
お付き合いをして思っていたのは、
私、頑張らないと!!でした
その人は6歳年下でした。
だいぶ、引目に感じていたのもあるんですよね。
決まってデートして自宅へ帰ると、
グッタリと疲れはてて、
激辛ラーメンに塩っぱいカリカリ梅などを貪り食べていました。
(私はストレス溜まると塩っぱい物が欲しくなるんです)
一緒に過ごす度に性格や生活習慣など、何かちがう、、と思いつつ、
いえいえ、これは私が堪え症がないだけかも、
私が我儘なだけかも、、と。
このくらいのことは皆、寛大に受け流しているはず、なんて思っていました。
さらに、付き合ってから少しした頃のことです。
あることがきっかけで、
この人は私と結婚することは(今は)
考えていないんだと気づくこともありまして。
それでも当時、
私は子供をとても欲しかったので、授かるとしたら
このお付き合いがラストチャンスと思っていました。
ですので、その彼とズレを多く感じていることには目を逸らし、
とにかは食らい付いていく!と自分にいつも言い聞かせていました。
ただ、その彼と会った日の後は
決まって虚しさで覆われて。
その時くらいから、
誰かと結婚したいという念は、
『本当に私を大切に思ってくれる人』
そんな人とのご縁を下さい、に変わっていきました。
そうこうして1年程過ぎ、
普通だったら歳下の彼氏とのお付き合い、
生き生きと楽しく、
若返りもあるのではと思いますが、、
状況はかわらず、
逆になんだか私は疲れ果ててさえいました
自分らしささえなくなってしまいそうで、
迷いに迷って、そして覚悟を決めて私はその彼とお別れをしました。
もう当分、出会いもないだろうし、
結婚はもうできないかもしれない。
そういう気持ちから、この人とお別れするのに、
なかなか踏ん切りがつかなかったこともありました。
そして、私はまた1人に戻るんだなと。
ただ、もう吹っ切るしかないと。
ですが、逆の意味でこの思いを裏切ることが起こりました。
この人とお別れした後でした。
夫とのご縁が突然動きだしたのは
⇒「私のご縁はこうして動き始めました①」へ続きます。