木漏れ日の中で
君は微笑ってた

膝の上で眠る子犬もやすらかな顔をして・・・・

小さな本を手の平に広げて
綺麗な指でそっと言葉をなぞる

その笑顔で何もかも救われると思ってた

限られた空の下で消えた
あの頃の君を思い出には・・・・
造られた夢の中で見てたあの空は、もう・・・・

透き通る風の中、儚くて
抱きよせた
振り返る姿は今もまだ離れなくて

限られた空の下で
そっとささやいた言葉を繰り返して
閉ざされた胸の中で
今もあの頃と同じように微笑っている・・・・

夕暮れに響くこどもたちの声は

笑顔を連れて消えていく・・・・
最初に死のうとしたのは
女(14)になった年の10月
病院で目覚め生きてることに何故かほっとした
でもね
私ってバカだからさ
わからないだ
命の重さとか生きる意味
ママもあいつも大嫌い


夜が好き
汚れを隠してくれる

自暴自棄
売るから買ってよ

汚れた
私を早く隠して
夜になれ


ひび割れた声で



情けないくらいに涙が止まらない
まだこの胸が痛いから
カミソリを探した


最後の彼はイカしてたけど
少しイカれた奴で
狂ったみたいに嫉妬して暴れて
また浮気して乱暴でも
抱かれる度
愛されてる気がしたんだ
なのに子供ができた途端
ママみたいに逃げて行った


笑えるでしょ?
また一人ぼっちね
愛とか
やっぱり大嫌い
なんて嘘
ごめんもう強がれない
泣いていい?


ひび割れた声で



傷に沁みるだけの涙なんかいらない
すべて すべて枯れてしまえ
夜が手招いてる


流れた痛みに
かすかな悲鳴をあげ生命に触れた
それは小さくて
やけに温かくて
胸の十字架が夜を照らした

ひび割れた声で



枯れたはずなのに
なぜか涙が止まらない
今このお腹が痛いけど
生きる意味見つけた

初めて流した喜びの涙
いま夜が終わる・・・・・
「人には手がある。
手=肩から出てる部分、
にぎるため
あたしにはあの人のぬくもりを感じるため
ずっと覚えていたい。
離したくない。
だって
だんだん冷たくなっていくから・・・・・・」


なんだか あなたのコト
思い出すのもったいないよ
あたしだけのものにしておきたいから

なんだか あなたのコト
思い出すのヤだよ
だって 一人でにやけて
恥ずかしいよ

徹夜で帰ってきて疲れてるのに
だっこしてくれて
夢の中にいてもわかったよ

あなたが 恋しくて 恋しくて
これ以上 どうしようもなくて
あなたが 恋しくて 恋しくて
ずっと ずっと 大好きだよ

知ってた? あの夜にね
2人でドライブに行った時
バイクの後ろ座席で
願ったコト

知ってた? あの夜にね
2人で見上げた星空に
あなたとあたしの幸せが見えたよ

たった1つの転がってたあたしを
綺麗にしてくれて
いつだって 支えてくれた

あなたが 恋しくて 恋しくて
これ以上 離れたくないよ
あなたが 恋しくて 恋しくて

ずっと ずっと 大好きだよ

ずっと ずっと ずっと
ずっと ずっと ずっと

大好きだよ