人創造 ブルペン  セマミチです。
すっかり前回から時間が経ってしまいました。
これは怠慢に当たりますね。(T . T)

さて、次第に周りからハブ扱いになり、孤独になる所まで書きましたが、続きです。

孤独になりながら、ハッと気づいた事がありました。2、3人遊んでくれている友達の事です。
もしかしたら、僕と連む事で、彼等にも良く無い事が起こるのでは無いか?と、考える様になった僕は、彼等とも距離を取らなくてはいけないのでは無いか?と感じたのです。心優しい彼等にそんな風になって欲しく無かった。
凄い事です。初めて相手の事を考え、想像し、自分で行動したのです。

そして、今後僕がしなければいけない事として、自分の存在をなるべく早く、ゼロに近づける事に徹底しました。誰も傷付けず、このまま何事もなく過ごす最適な方法として、それを選びました。
これは効果的でした。上手く出来ていました。
普通ならこれは苦痛な方法と思うかも知れませんが、僕にとっては、想像以上に楽で、幸せだったのです。

しかしこれは、今考えれば良く無い事を更に悪い方向に向かう入り口になってしまったと思います。今だからそう思うのですが…。

普通で居る事、皆と同じ感覚を持つ事、皆と同じ意識を持ち、同調する事。これらの難しさを、この時に感じていました。それはまるで、細い道にどうにもなら無い大きさの岩があり、道を塞がれ、途方に暮れてうずくまる。そんな毎日でした。マンガなら、神様が天からゆっくり舞い降りて、救ってくれる。もしくは、仲間が助けに来てくれる。そんなシーンでした。

現実は違う。そんな事、あり得ない訳です。
勉強もしない、経験もない僕は何もせず、
ただ、座り込み、登る朝日をボヤッと眺め、沈む太陽に不安を感じ、夜中に、明日こそ救われる筈だ。と、すがる思いで睡眠に逃げ込んでいました。諦める楽さと、その引き換えとして訪れる不安に漠然とただ、身を委ねるだけでした。逃げる事を覚えた中学時代です。

続く。