お久しぶりです。社畜となりなかなか忙しい日々を送っておりかなり苦労しております()

さて、今回は表題の通り待ちに待った鉄道コレクション413系のレビュー的なものになります。

413系とは?

そもそも413系とは1986年に
・老朽化した交直流急行形電車の更新
・電車型ダイヤ導入により混雑が悪化した金沢地区での混雑緩和
などを目的に製造された車両です。最も、当時は分割民営化直前であり、地方向けの完全新規の交直流近郊形電車を導入する体力がなかった事から上記の更新時期を迎えていた471/473系の床下機器や屋根上機器、一部の座席などを流用し更新扱いでの導入となりました。
車両は全て金沢総合車両所に配置、改造も全て松任工場にて改造されており全ての車両が現在まで北陸本線で天寿を全うしている車両です。
 現在では、あいの風とやま鉄道に2本、えちごトキめき鉄道に1本合計9両(内1両は現在静態保存)のみが残存しております。

外観

全景がこちらになります。



パッケージは鉄コレ標準のパッケージで旧北陸色、新北陸色で背面のイラストが異なります。

車両外観

さっそく両方とも出してみました。





マイクロ製とは異なりかなり実車に近い前面形状ですので非常に良く見えます。
塗装については前面、側面帯との段差、一部のホコリの巻き込みなど、いつもの鉄コレと言った感じですが色味や印刷精度についてはかなり良い感じです。
また私が購入した新北陸色の個体はテールライトに青帯がかかっている面積が非常に少ない個体でしたが、個体によってはほとんど青色になっている個体もあるようです。
ここら辺は引いた個体によってかなり印象が異なるように感じます。

付属品

付属品についは
・ステッカー
・検電アンテナ/列車無線アンテナ/信号炎管パーツ
・アンテナ類取り付け用治具
・ヘッドマークランナー
・幌パーツ




となっています。
最も特徴的な点とすればアンテナパーツ類のランナーでしょうか?
今回鉄コレブランドとしては史上初(?)のTOMIXブランドのアンテナパーツが付属しています。
検電アンテナパーツなどは鉄コレブランドで金型を持っておらずやむを得ずTOMIX用ランナーを用意した感じでしょうか?

実車との相違点(残念ポイント)

今回の製品、マイクロエース製とは比にならないほどの良い造形の前面であるので素晴らしい製品の様に感じますが、残念ながら問題点も存在します。
まずは軽い所で言えば前面渡り板とスカート、クハ412形のトイレ点検蓋になります。





鉄コレのモノは金型ベースが717系である為にそもそもの渡り板の形状が異なります。実車は画像のような小型のものになっています。

またスカートについては鉄コレ9弾のクハ66に付いていたものを流用し続けているそうなので全く異なる形状の物が使用されています。実車は185系の未強化スカートと同様の形状になります。(アンテナをTOMIXから流用出来るのならスカートも流用して欲しかったなぁ)

トイレ点検蓋についても前述の渡り板と同様、ベース形式が異なる事に由来するエラーになります。
ここら辺のエラーについては加工派であればどうにかすることが可能ですが、次の内容が最も大きな問題だと思います。
それがそもそも側面の窓位置が違うことです。
個人的にはコレが一番大きいエラーだと思います。



こちら手元にあるマイクロエース製413系との比較ですが、窓が大きすぎな様に感じます。
窓の大きさを測った所、実物の寸法が870mmでこれを1/150に縮尺すると5.8mmになります。模型の方を採寸するとマイクロ製の方は約5.6mmであり0.2mmほど小さいです。鉄コレは5.8mmとなり実物同様の大きさでした。窓寸法は鉄コレの方が正しいのですがぱっと見の印象はマイクロ製の方がしっくり来ます。


そこで模型側の寸法を調べると窓下端からボディ端までの差が約0.2mm違うことがわかりました。
この約0.2mmの差の原因がなんなのかを調べる為に鉄道ファンを調べていたら原因がわかりました。
ベースとなった415系500番台、417系と413/717系のレール面〜床面高さを各鉄道ファンの付図より調べると
415系500番台:1225mm
417系:1225mm
413/717系:1200mm
でありベースとなった2形式とはレール面〜床面高さが25mm違う事がわかりました。
付図によると窓位置はどの形式も床面から800mmである為、レール面から床面までの高さが25mm違う為必然的に413系の窓高さも他の形式と比べ25mm低い事がわかりました。
まとめると
・窓の大きさは鉄コレが正しい
・鉄コレは窓位置の高さが高い
部品単位では正しいが配置がおかしい事で側面の印象が悪い事がわかりました。

まとめ

今回の製品、717系が鉄コレにラインナップされた当時から予想されていた車両だけなあってかなりいい出来でした。所属標記や帯の印刷等一部省略されている箇所や印刷のズレなどはありますが概ね良い製品だとは思います。
特に手っ取り早く北陸本線の車両が欲しい方などにはオススメではないでしょうか?

終わりに

今回の製品、細かい所を見るとエラーなど残念な部分はありますがマイナーな形式がマイクロエース以外から出た事はかなり大きいのではないでしょうか?
以上でレビュー(?)なのを締めたいと思います。
また、今回の413系から加工する事で再現する事の出来る編成を別記事で紹介したいと思います。