題名からの印象では、何かエグいサイコパス系の映画なのかと思いました。
では、膵臓が悪くてしんじゃう女子高生の闘病生活の話し。
そうなんだけど、違いました。
いや、恋愛映画?
これも、いい意味で裏切られました。
心をバットで殴られたような衝撃。
この映画は、
『生きる』
とは、どういうことなのか教えてくれました。
この映画を観た後に明らかな変化が起きたことに気がつきます。
明日、自分は死ぬかもしれない。
目の前の相手も、明日はいないかもしれない。
今、できることは何だろうと?
今日を精いっぱい生きるには何をすればいいんだろう?
。。。
「悲しませるくらいなら、最初から仲良くならなければよかった」
星の王子さまの一節で、映画が始まります。
そういえば、自分も高校生の時に、そんな風に思って人と深く関わらないようにしたいと
思っていたな。。。
僕もやさしいからね。
では、それでは人生に喜びはない。
目の前の人と思いっきり関わらなければ生きている意味はないと。
主人公の僕も、本当は優しいのに、人に関わらないで根暗な人生を
送っていました
でも、それはやさしさの裏返し。
桜良は、心を読んでそれを知っていて、なんとかしようとする。
それは、桜良にとっても生きる意味でもある。
主人公の僕は、偶然、『共病文庫』の本を読んでしまったわけだけど、
桜良は、偶然なんてないんだと言います。
「偶然の出会いも、それまでの自分自身の選択した決断の積み重ねの末の出会いだから、結局は自分で選択した結果だよ」
だと。
人は誰でもいつかは死んでしまうけど、目の前の人の思い出の中で生きることはできる。
桜良はこんなことを言います。
「桜は散ったふりして咲き続けるんだって。
桜の花びらは散った後すぐに芽を出し、見る人たちの前でじっと待ってサプライズをしようとしている」
つまりは、桜良も死んでなんかいない。
12年たっても、友達の結婚式でも桜良は生きていた。
僕も桜を観たら、自分のことを思い出してもらえる人生だったらいいなと思いました。